今日から「秋の全国交通安全運動」が始まりました。
秋晴れの空の下、行楽に出掛けられた方も多いと思いますが、
安全運転を心がけて、ハンドルを握られたことと想像致します。
歌のお好きな皆様のこと、運転しながら好きな音楽に耳を傾け、
時には、一緒に歌を口ずさむこともおありかと思われます。
若い頃は、ドライブ用に自分の好きな歌ばかりを編集して、
90分くらいのカセットテープに収め、運転中に聴いたものでした。
そう、私の青春時代は、まだCDではなく、カセットテープ。
途中にある曲が聴きたい場合、早送りや巻き戻しをしなけらばならず、
時間がかかったり、機械に巻き付いて、テープが傷んだり・・・
市販のものでしたら、姿をCDに変えて、手に入れることも可能でしょうが、
自宅で録音した自作の曲と、その当時の若い自分の歌声は、すでに
テープがヨレヨレになっており、お聴かせ出来ない状態になってしまいました。
でも、何本か、何とか聴けるものもあったので、MDが流行った時代に
録音しておいたところ、今ではMDの機械すら見かけなくなり、どこかで
MDをCDに録音し直さなければ、私の歌声の記録は滅亡してしまうという
危機に迫られている、耳は良いが(笑)、文明音痴の私の憂鬱であります。
うまくCDに録音し直せて、音の劣化が酷くなければ、お聴かせしたいと
思っておりますが、誰もが、若い時は当然、肌も姿も声も美しい訳ですから、
そんな当たり前な「過去の栄光」なるものを今更、人様にご披露したところで、
どうなるってもんでもございませんし、ツマラナイことですよね~?( ̄▽ ̄;)
他人のアルバムを見せられるのと同じような苦痛を味わうだけかも?(笑)
短くても将来に向かって、現代に相応しい仕事の在り方でも研究した方が、
人生半分の貴重な時間を有意義に過ごせるというもの。
過去に囚われず、でも、過去の思い出に浸ることで得られる心の潤いも大事に、
この先も、自分の人生<マイウェイ>をバランス良く、運転して行くつもりです。
車の中は、歌を覚える絶好の練習場所。
繰り返し聴いて、一緒に口ずさむ・・・誰もいないので気兼ねなく声も出せますし、
マイクが無くても狭い空間なので、当然ながら声の返りもいいし、生徒さんたちも、
歌の練習をしながらレッスンの往復をされているとのこと・・・熱心で良いですね!
ただし、音楽のボリュームを上げ過ぎないように気をつけましょう。
車が揺れるほどのボリュームを上げて走っている若い人たちの間で、
難聴になる人が増えていると言われております。
音楽は、なるべく小さく、歌唱はしっかりと大きな声で。
だけど、歌うことや聴くことに没頭してはならず、常に周囲を見渡し、
安全運転を心がけて、歌の練習に取り組んでくださいませ!
考えてみれば、ステージなど、人前で歌う時も、車の運転をするようなもの。
「自己」満足は、「事故」のもと・・・「自己中」は、「事故中」。
『人となり』というものは、「歌」や「運転」に表れるものと思います。
私が尊敬している友人に、働き者で有能な故に、普段は部下に厳しく
怒ってばかりいる人がおりますが、実は大変、部下思いで、叱られても
部下たちは、その社長を慕い、どこまでもついて行くという、今どき珍しく
人情味のある人間関係を構築している方々を知っている訳ですけれども、
その社長の運転は、いつも(愛情のもとに)怒鳴り散らしているような、
短気な人と、同一人物とは思えぬほど、実に温厚な運転をするのです。
それでいて、ノロノロしている訳ではなく、的確な判断のもと、上手で
安全な運転を、自然体で出来ているから、驚きなのであります。
怒ってばかりのようですが、実際は、部下を運転するのが上手いのでしょう。
それと、その社長の歌には「深い愛」を感じるのです。
歌っているのではなく、伝えようとしている・・・感動させられてしまう歌声なのです。
安全運転が出来る人、安心感を与えてくれる歌を聴かせてくれる人は、
周囲の人や、愛する相手を、しっかり見つめ、守ってくれることでしょう。
「秋の交通安全週間」ということで、ついつい「マイカー・ブログ」も、
安全ハミングで、あちこちドライブし過ぎてしまったようです(笑)・・・
これに懲りず、また一緒に「マイカー・ブログ」に同乗してくださいね!