2014年01月

雨のしずくの窓ガラスの向こうに黄色い町の灯













皆様、今晩は。
今日は『3分間電話の日』。

その昔、公衆電話の市内通話は、10円で無制限に話せたそうですが、
長電話防止の為、1969年から3分で打ち切る制度を導入したとか・・・。

携帯電話が普及するまでの間、公衆電話ボックスは、流行歌と同じく、
どれだけ多くの人たちの「3分間のドラマ」を見守って来たことでしょう。

1984年には、93万台あった公衆電話ボックスが今では21万台に。

そして、今は10円で1分の通話時間が、4月の消費増税で、57・5秒に。

人の数だけ携帯が歩く時代になった今、公衆電話はそれぞれの想い出と、
その時代の流行歌の中にしか登場して来なくなってしまったようですが、
東日本大震災を機に頼りになると見直され、NTTは設置場所をネットでも
表示しているとのこと。出番が来ないことを祈りつつも、その存在を改めて
ありがたく思う今日です。そう言えば、近くに公衆電話があったかしら?…

皆様は、もうどれくらい公衆電話をお使いになってないですか?
念の為、設置場所を確認しておいた方がいいかもしれませんね。

公衆電話の想い出と言えば、以前にもお話したかもしれませんが、
南こうせつさん率いる「かぐや姫」のヒット曲『赤ちょうちん』に出て来る
歌詞<公衆電話の箱の中 膝を抱えて泣きました>みたいなシーンが
胸に蘇って来て、雨の降る夜は特に、あの「箱の中」の寒々とした温かさが
生きていることの哀愁を誘う詩的なアイテムの1つではなかったかと思い出されます。

実際、雨宿りに電話ボックスを使用したこともありましたね。
もちろん、電話しているふりなんかしちゃって。風よけにもなるし(笑)・・・

『赤ちょうちん』の他に、公衆電話が重要な役割を果たす歌と言えば、
「さだまさし」さんの『加速度』という素晴らしい作品がございます。

恐らく、さださんの作品の中でベスト5に入る名曲の1つだとも思っております。
当時、なんと!レコードまで買ってしまったのですもの。
『檸檬』のB面にするには、もったいないな~と、思ったほどの歌詞なんですよ。

さだまさしさんのお話を伺っていますと、感動する「心の場所」が、感性が、
まったくと言っていい程、自分と同じでありまして、「詩人」としてのさださんに、
ずい分、影響を受けました。尊敬するアーティストのお1人でもございます。

さだまさしさんの素晴らしい名曲『加速度』を聴きながら、まるで、
忘れられた時代の大切な想い出を抱えて、お守りのように建つ、
数少なくなった「公衆電話」の功績を称えたい<3分間電話の日>の今日です。



さだまさしさんの歌詞に、あの青春の甘酸っぱい涙が雨の滴のように
「自分の重みに耐えられなくなって」落ちた記憶が蘇ってまいりました。

言葉ではピリオドを打たなかった私でしたが、「最後のコインが落ちてから」
二人のドラマにピリオドを打った私を、あのひとは恨んでいるでしょうか・・・


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カラオケしてるサラリーマン2013926



















皆様、今晩は。
今日は、いつも本気で力になってくださる生徒さんの待つ
「たんぽぽ教室」へ、出張レッスンに出掛けてまいりました。

有線放送、ラジオ・テレビ番組などへのリクエスト、
カラオケで私の作品を歌う・・・など、応援の方法は様々ですが、
気持ちはあっても実行に移してくださる方が少ない中、
せっせと、リクエストハガキを出してくださったり、
カラオケ喫茶やボックスに行った際には<手をつなごう>や
<三面鏡>を必ず歌って、他のお客様に宣伝してくださるとか、
涙ぐましい応援を続けてくださっている愛情深き生徒さんが、
ここ「たんぽぽ教室」に在室されているので、人数が定員数に
満たなくても、ありがたくて通い続けてしまうのであります。

どのように説明して良いのか、分からないほど、辺鄙な場所に
「たんぽぽ教室」があるため、生徒さんが増えないのですが、
教室の環境としては、会場は広いし、大画面のカラオケもあり、
キーボードで、発声訓練から課題曲の歌唱指導、個人個人の
キーに合わせた唱法を、キメ細かくアドバイスさせて頂くといった
至れり尽くせりの環境であることは、間違いなく自慢出来ます。

緑が丘教室のように、狭い会場なのに生徒さんの数が多く、
呼吸法など、ボイトレをしている時に、酸素が薄くなって(笑)
呼吸困難になり、倒れる人が出やしないかと気が気ではない
クラスもあったりで、こちらの理想通りにはいかないものですが、
生徒さんが来てくださるだけでも、ありがたいことだと思っていますし、
「狭いながらも楽しい我が教室」と、皆が思ってくださっていれば、
それはそれで良いことなので、充実した内容の授業にすることだけを
考えながら、生徒の皆様との絆を深めて行く努力をしている次第です。

歌は、歌っているだけでも、好きな人にとっては楽しいことですが、
ラクに歌えると、当然ながら、もっと楽しくなります。
そして、人から「上手だね~」なんて褒められると、さらに嬉しいですよね?

正しい発声法で、「ラクに歌える楽しさ」と「健康」を手に入れ、
至れり尽くせりの忍耐強いミナキーの(笑)きめ細かな歌唱指導で
「歌の主人公になる感動」を味わい、自分自身だけではなく、
聴いてくれる人の心を癒して差し上げられるような歌唱力と人間力を
持ち合わせたヴォーカリストを目指して、あくまでも愉しみながら
実力と、魅力あふれる個性を、皆様には磨いて行ってほしいと思います。

人の前で歌う、人様にお聴かせするということに於いては、
玄人も素人も関係なく、迷惑をかけない程度の歌唱力は必要でしょう。

音程があまりにも悪過ぎる、リズムが全然合っていない、
マイクをずっと口につけっぱなしで、がなり立てるように歌う、
全然感情が入っていない、逆に勘違いの感情移入(笑)・・・

通報されそうな(どこに!?)歌い方をする(笑)こういった人たちには、
追放されない内に(笑)、なんとか最低ラインの歌唱上達法だけでも
伝授させて頂けたらな~と思うのですが、余計なお世話でしょうか?

好きなように歌いたいのだったら、何も人前で歌わなくても良いワケで、
『ヒトカラ』で、一人勝手に歌っていれば、罪はありません(笑)・・・

でも、近頃流行のこの『ヒトカラ』、人前で歌うための練習としても
人気のようで、若者から中高年に至るまで、個室で1人黙々と
カラオケを楽しむ人が増えているらしく、感心する反面、何か不思議な
気がして仕方ないのですが、人に迷惑をかけるワケでもないので、
結論としては、悪くない風潮だとは思います・・・けど・・・

一人で何度同じ歌を歌っても、慣れはするかもしれませんが、
上達するにはかなりの時間がかかってしまうことになるでしょう。

それは、良いところを発見してくれたり、問題点を指摘する人がいないからです。

もし、皆様が少しでも早く歌唱力をアップさせたいのでしたら、
やはり、良い指導者につくことですね。

ある程度の基礎力を身につけてから、『ヒトカラ』で、応用力を磨く・・・
そして、いよいよ、歓迎されるであろう「人前デビュー」!

時間は大事に、無駄の無い上達レッスンメニューとプロセスで、
聴き手が感動、感激、感服するような歌唱力を身につけましょう!

『ヒトカラ』か~・・・私も行ってみようかな? ちょっと恥ずかしいけど。
レパートリーを増やす際の「キー」決めに利用ってのも良いかも?・・・

最終的には『ヒトカラ』よりも<人から>。

カラオケ機械相手に一人で歌ってばかりじゃ、虚しいものです。
「人から」感動を、「人から」拍手を貰えるよう、心を添えた歌声を
披露出来るよう、お互いに頑張ってまいりましょうね!(*^^)v





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白っぽい開かれた本にペンダント













皆様、今晩は。 今日は、伊藤楽器船橋教室のレッスン日。

昨日に引き続き、今日も、風邪などの体調不良で
授業を欠席される方が多く、教室内は閑散としておりました。

それでも、元気よく見えられた生徒さんたちと、25、27日の
テレビ出演の話で盛り上がり、こんな私でも、歌を通して、
誰かしらの力になっているんだ・・・ということを改めて知らされ、
さらに、頑張ろうという意欲が出て来たところであります。

連日の<ザ・タイガース>パワー、<手をつなごう会>パワー、
<ミナキークラブ>パワーをお借りして、弱者にやさしい
社会づくりを目指し、活動してまいりたいと思っております。

最近ようやく、サポーターの効用か、骨折の後遺症が軽くなり、
ウォーキングを始めてみようかと思ってはいるものの、寒いわ、
時間はないわで、なかなか実行に移せないままの私がいます。

それより、部屋の整理と掃除が先だろ?ですって?・・・
おっしゃる通り! でも、もっと早く整頓すべきは、頭と顔・・・

それは、置いといて(笑)、今夜は、森本太郎さんが歌う
素朴な歌唱法の<ロンググッバイ>をお聴きしようと思います。

ピーこと瞳みのるさんに捧げる<ザ・タイガース>の仲間の
友情を感じさせる歌で、作詞が、沢田研二さんと岸部一徳さん、
作曲が、森本太郎さん。例によって、一日経ったら削除しますので、
この曲をまだご存じない方は、お聴き逃しの無いように(^^)/


この曲がキッカケで、芸能界とも、仲間とも、交際を断っていた
ピー先生が、長い年月を経て、<ザ・タイガース>に
カムバックしてくれたそうで、胸を打つフレーズがあります。

「23歳の時だったね 一緒に帰ろうって言われたけど 
僕には何処に帰るのか わからなかった
君はたぶん友達に戻ろうって 言ったんだね・・・」

皆様が帰るところは何処ですか?

私も、「ロンググッバイ」のあとで、中学時代の親友と再会し、
友情を温め合っておりますが、お互いに口には出さなくとも、
解り合っているという信頼のもと、忙しさに感けて、しょっちゅう、
「ショートグッバイ(ご無沙汰)」をしております(笑) ごめんね!

あぁ・・・吉祥寺に…あの頃に、帰りたくなっちゃった~(ToT)
とりあえず、今夜は夢の中へ帰ります。おやすみなさい!☆彡


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