皆様、今晩は。
気の早い秋の虫たちの合唱が聴こえる、8月最後の夜・・・
何だかちょっぴり寂しい感じがしますが、如何お過ごしですか?
そう言えば、今日はセミの鳴き声が聴こえませんでしたね。
セミの止まり木(笑)の我が家の青桐も、夏の間、モテモテだったのに、
心なしか、淋しそうに大きな葉っぱを揺らしているだけでした。
【 秋の初めのハーモニー!? 】
井上陽水さんと、玉置浩二さんが歌った「夏の終わりのハーモニー」に、
負けじと鳴く、コオロギやマツムシ等の「秋の初めのハーモニー」の美しさ・・・
季節はいつも速やかに、次の季節へとバトンタッチをする瞬間、
モタモタしている私の心を、やさしく咎め、背中を押してくれます。
そうして何度も季節は変わり、年月が過ぎて、歳をとった私が出来上がりました(笑)。
【 ハモリ上手は、お守り上手 】
その間、色々な人たちとの関わりの中で、徐々に熟成してゆく自分を発見、
心無い中傷や、期待を裏切られるような出来事にも、感情をコントロールし、
いつしか対処出来るようになっていたのですから、歳はとってみるものです(笑)。
でも、元々私は子供の頃から温厚な方で、辛いことがあっても我慢出来た方だし、
相手の立場になって考えられる子であったと自負しておりますから、
今と、そうは変わらないはずで、多少落ち込んだりするのは愛嬌かとも思います。
自慢ついでに、もう一つ。(*^^)v 相手を立てるのが上手な私(笑)。
歌のパートでも、メインヴォーカルとしてメロディーを歌うより、メインを引き立たせる
ハモリの方が好きで、相手の声質、発声、音程、気持ちにまで寄り添い、ピタッと
ハーモニーを響かせる・・・控え目でありながら、きちんと相手を支えるだけの力と
愛が無ければ、ハモリ役は出来ません。 実際の耳と「心の耳」が大事ですね。
【 タモリのハモリ 】
長く続いたテレビ番組『笑っていいとも』も、「タモリ」さんのさり気ないお客様への
気遣いが、まるで、歌で言えば「ハモリ」のような温かい響きとなって、視聴者に
伝わったから、あれだけの長寿番組になったのではないかと、改めて思いました。
「タモリ」さんの歌の「ハモリ」は聴いたことがありませんが、お客様の「お守り」は
お上手ですから、きっと「ハモリ」も相手を引き立たせ、お上手に熟せることでしょう。
【 笑っていいともに出演された井上陽水さんと玉置浩二さん 】
さて、今日8月31日、本当に「夏の終わり」となってしまいましたが、
この前、プロが認める1番上手いボーカリストに輝いた「玉置浩二」さん作曲、
その先輩格でもある「井上陽水」さん作詞の名曲『夏の終わりのハーモニー』を
今日の終わりに聴きながら、『秋の初めのハーモニー』を奏でる庭の虫たちへ、
季節のバトンを、いえ、マイクを(笑)手渡し、明日の夢へと繋げたいと思います。
お若い頃のお二人。 さすが、綺麗なハーモニー! いい番組でしたね(^^♪
では、皆様、おやすみなさい。 素敵な秋の始まりでありますように・・・