2015年10月

ハロウィン お城に集まるお化けとコウモリ














皆様、今晩は。

今夜は、キリスト教であらゆる聖人を
記念する祝日「万聖節」の前夜祭。

秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りで、
ハロウィンとも呼ばれ、日本でもだいぶ
定着して来たようですが、クリスマスや
バレンタインデーほどではないみたい

今夜は、この世とあの世の境目が無くなり、
あの世の悪霊、死者の霊たちがあの世から
この世へやって来るという日、ハロウィン。

この日に仮装するのは、そんな悪霊たちに
取り憑かれないようにする為に、同じ姿に
化けて、相手の目を誤魔化す為だとか… 

今年は土曜日だから、日本でもイベントが
各地で行われ、賑やかなことと思います。

皆様は今宵、如何お過ごしでしょうか? 

私は、夕方、柿や落葉樹の落ち葉掃除を
して、叔父さんが切った青桐や竹の葉と
共に、落ち葉焚きをした火で、昨夜買った
さつま芋を焼いて、たまたま食べましたが、
焚火も悪霊から身を守る為には必要との
ことで、かがり火を燃やしたりする風習も
あり、柊を飾るなど、言ってみれば、二月の
節分のようなもの?そんなことも知らずに、
病気で弱ってしまった我が家の柊木犀を
今日は、偶然にも手入れした…という
ハロウィンの日にまつわるミナキー家の
大したことではない不思議なお話でした

来年はぜひ、ジュリーは黒猫、私は魔女に
仮装して、ミナキーガーデンに皆様を招き、
落ち葉焚きで焼き芋&収穫祭パーティーを
企画し、邪気を払おうかと思っております。

コウモリも日暮れには結構飛んで来るので、
ムード満点なハロウィンが期待出来るかも。

誰が美魔女ですって(笑)

ハロウィンとは逆に、人間の姿に仮装した
悪魔がこの世に蔓延って、平和を乱そうと
常に企んでいますので、自分のことだけ
考えて、のほほんとしていますと、ドカンと
恐ろしい爆弾を落とされてしまいますよ

みんなで正義の手をつなぎ、この世の悪を
慎重に退治してゆかなければなりません。

あくまでも(笑)仮装だけにして下さいね。
悪魔に心を売り渡して、火葬されないよう、
ハロウィンの夜に平和を祈る私でした

箒に乗った黒猫とカボチャと山の上のお城
 
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家の前の柿の木。
甘いらしく、近所の方々がもぎに来て、
だいぶ少なくなってしまいました


皆様、今晩は。

今日10月30日は、父の命日でしたので、
父が生前好物だったマグロのブツと、
よく父が作ってくれたおでんを私が作り、
仏壇に供え、優しかった父を偲びました。

ブツ壇に好ブツのブツ?(笑)…などと、
ブツブツ言いながら、その「ブツ」を店で
探したところ、結局無くて、普通の刺身を
ブツッと切って、生ニンニク醤油を添え、
父の仏前と私も口の中にお供えしました。

今、口の中はニンニク臭でいっぱい
今ならカメムシの威嚇臭と闘えるかも?…
いや、あの臭いには誰も勝てないだろう

カメムシは置いといて、父との幼い頃の
想い出は、亀や(笑)金魚や、ヤドカリや
鈴虫などを、夜店等で父に買ってもらい、
か弱い生き物を育てることで培った命との
深い関わり合い方を教えてもらったこと。

確か、昨年も書いたかもしれませんが、
父が息を引き取った後、驚いたことにすぐ
可愛がっていた金魚や鮒が30匹全部、
水槽にプッカリ浮いて死んでいたのです。

父は、毎日水槽の魚たちに乾麺を与え、
愛おしそうに眺めておりました。

私たちが水槽に近づいた時と、父とでは
魚たちの集まる速度が明らかに違うのです。
気配で誰かが判るのかと不思議でした。

パラパラッと専用の餌をやるのではなく、
素麺を茹でずにそのまま手で持って水に
入れ、魚たちが突いて食べるのを飽きずに
眺めて愉しんでいる…そんな感じですから
1本の乾麺で父と魚たちの思いが繋がって
いたのかもしれず、父の死と共に命の糸が
切れ、魚たちも死んでしまったのでしょう。

私も父に言われ、乾麺を手にして水中の
金魚たちとしばらく繋がっていたことが
ありましたが、一生懸命その素麺を突く
金魚たちの命の鼓動が手への振動となって、
ぬくもりすら伝わってくるような感じが
したのには、驚きが隠せませんでした。

犬や猫や鳥ならともかく、水の中にいる
生き物たちと心を通い合わすことなんて
出来るものだろうか…と、哀しみの最中に
ふと考えたことを、毎年思い出しながら、
愛情深い父に育てられた幼い日の私が、
父の齢を越え、こうして生きていることに
深い感慨を覚える人生の秋の夜更けです。

過ごした月日は短くとも、誰にも負けない
深い愛情を注いでもらった記憶は永遠に
生きる糧として消えずに残ることでしょう。

皆様にこのブログを読んで頂いたことも
父にとっては供養になることと思います。

今日も最後までお付き合い下さいまして、
ありがとうございました。おやすみなさい。

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青空とコスモスSP①














皆様、今晩は。

今日は第五木曜日で、レッスンはお休み。

相変わらず、カメムシとの臭い闘いは
続いておりまして、今日も大事な花たちを
襲うカメムシを、シュッシュシュッシュと、
数十匹ほどスプレーしてしまいました

三年前、何年も不動だったゴキブリを抜き、
嫌いな虫のベスト1に 見事輝いたカメムシ。

毎日、洗濯物に潜んで部屋に入り込み、
あの異様な恐ろしい臭いを撒き散らすので、
堪ったものじゃございません(/TДT)/ 

レッスンに出掛ける時、お風呂から出た時、
要するに、着替えの際には、普段の倍以上、
カメムシがいないかどうか点検しなくては
ならないので、時間がかかってしまう為に、
ただでさえ少ない睡眠時間が、更に削られ、
もうクタクタで、クサクサで死にそうです。

ま、死にそうなだけで、カメムシのように、
殺される訳ではありませんからマシですが。

蚊にしたって、生きる為には死ぬ気で
特攻して来る訳ですから、可哀そうで、
つい、献血してあげたくなるのが人情…
ですが、痒いのも嫌だし、黴菌が恐いので
大目に見てあげようと思ってはみるものの、
パチン!…あ…今日も殺生してしまった…

カメムシだって、蚊だって、好きで害虫に
生まれて来た訳じゃないのにね…

そもそも「害虫」なんて呼ばれることも、
心外でしょう。普通に生きてるだけなのに。

人間の方がよっぽど、この自然界にとって、
地球にとって、危害を及ぼす「害人」です。

これ以上、人間同士が欲の為に資源を
奪い合って、美しい自然を壊さないように、
尊い命を無駄にしないようにしてほしいと、
森林を追われた虫や動物たちが、必死で
命の大切さを訴えているような気がします。

家に来るカメムシだって、隣の雑木林が
無くなり、集るべき植物が伐採されたから
ミナキーガーデンの草花たち目がけて
襲来するようになったのかもしれません。

人を襲う熊だって、山を追われて仕方なく
食べ物を探しに里へと下りて来て、人間と
バッタリ遭遇し、ビックリするから咄嗟に
手を出すのであって、それを殺すなんて
可哀そう…とは思いますが、カメムシや
蚊とは危険の規模が違いますから(笑)
気の毒だけど、致し方ないのでしょう

この世で、人間ほど勝手で恐ろしい動物は
恐らく何処を探してもいないでしょうね

人間が生み出す環境に虫の発生や野生の
動物の増減等、森の生態系のバランスを
崩す要因があると考えられるようですから、
カメムシを目の敵にするのは、「気の毒!
目の毒!鼻の毒!」ってことでしょうか

でも、気が狂いそうな臭いと共に、有害な
物質を出すそうなので、やはり仲良くは
出来ないカメムシくんなのでありました

ミナキーガーデンの、夏の花も、野菜も、
まだ頑張っていますが、そろそろ勢いが
無くなって来て、物寂しい10月末です。

明日は父の命日。

お供物を買いに行くついでに、花の苗を
久々に購入しようかな?と思っています。

父の葬儀の日は、眩しいほどの晴天で、
青空に桃色のコスモスと真っ紅な鶏頭が
鮮やかに咲き誇っていたのを忘れません。

自然が運ぶ、折々の喜びや切なさに
一喜一憂しながら、繰り返す季節の営みを
愛おしく思える余裕と、感謝出来る元気は
まだ持ち合わせているようでございます。

毎年咲いてくれる、冬から春の花たちも
ミナキーガーデンで芽を出し始めましたよ。

運命を受け入れて、生きるしかない
自然と生き物たちの関わり合い方を、
日常の中で、少しずつ覚えていくことが
齢を重ねるということなのかもしれないと、
ふと見上げた空の青さに思った今日です。

コスモスと青空③20141101







 
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