皆様、今晩は。
今、送り火を焚いて、ご先祖様たちをお送りしてまいりました~
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名残惜しいけど、じき、9月20日の彼岸の入りが来ますから、
それまでの間、空の上から見守っていてくださいね。

夜空を見上げると、南西に「上弦の月」。

今日は、奉公人が盆の16日前後に、主家から休暇をもらって
親元などに帰る…という意の「藪入り」。

迎える者と、迎えられる者。送る者と、送られる者。
歓びと、切なさと、永遠と、儚さと、感謝と、美しさ…

夏の夜空を見上げていると、月の光に、星の瞬きに、祭りの花火に、
「迎え火」と「迎え人」、「送り火」と「送り人」の、故人を偲ぶ想いが映り、
「迎えられ人」と「送られ人」の霊魂と共に、時が慟哭するのを感じるのです。

「時」「光」「夢」という、とてつもなく果てしない<宇宙>を
私たちは『愛』を携えて<輪廻転生>を繰り返しているのでしょうか?

今日ももうすぐ終わります。

<宇宙>からすると、『塵』にも満たない私たちの命ですが、
「かけがえのないもの」とは、案外、小さくて儚いものなのかもしれません。

だからこそ、一瞬に、その煌めきを賭ける…今を生きる!

かけがえのない命を、美しく燃やす生き方が出来たら、
きっと、生まれて来た理由が解るでしょう。

今夜は、「さだまさし」さんの<いのちの理由>をお薦め致します。。

「私が生まれて来た理由(わけ)は、皆様と出逢うため」。
いつも、拙い私のブログを最後まで読んでくださいまして、ありがとう!

さださんは、人の心の世界を旅する<吟遊詩人>のようですね。
『人の命に魂を吹き込む』詩人に、私もなりたいと思います。