蝶々の切り絵
















一昨日から今朝にかけて、
ブログが送信出来ない状態になってしまい、困っておりましたが、
原因として、急激なアクセス数の増加が一因であるとみており、
また騒ぎが収まれば大丈夫かと思い、
恐る恐る(笑)PC部屋の
窓を開けにやってまいりました。
果たして、皆様と会えるかな???…

皆様、こんにちは!(^^)/
おっ?…大丈夫そうですね! 騒ぎは収まったようです。
嬉しいのと同時に、ちょっぴり寂しい気も。

しかし、改めて「島倉千代子」さんの人気ぶりには、驚きましたね~
「可愛くてお人よし」というイメージと共に、独特の高い声と歌い方が、
美空ひばりさんや雪村いずみさんたちの実力派シンガーに比べると、
歌唱力うんぬんではない、アイドル風な魅力を備えていたのかもしれません。

島倉さんがまだお元気でいらした頃、元々発声力の弱い方でしたので、
本人もそれを感じておられ、ボイストレーニングを始めたのだというお話を
伺ったことがありましたが、そんな努力の出来る人だったからこそ、
最後の最後まで、人を感動させるような偉業を遺すことが出来たのでしょう。

15日に、そんなような記事を書かせて頂いたものですから、
多くの方々のご訪問を頂いたのでしょうが、こういう現象を経験する度に、
人というものは、誰かに感動を与えてもらいたい、その涙を分かち合いたい、
そして、自分も負けずに強くなろう!とか、可愛くなろう!とか、
やさしくなろう!等というような気持ちを、常に心のどこかに持ち続けており、
改めて、人の生きざまを知ることに依って、己の人生にその感動をプラスし、
生きようとする努力を試みる、可愛い生き物なのではないかという気がして、
まだまだ世の中捨てたもんじゃないなと思ってみたりする私でございます。

島倉さんの<からたちの小径>は、南こうせつさんが「懐メロ」風に作られた
ほのぼのとした、非常に分かり易い曲と詞(元詞は喜多條忠さん)になっており、
「高貴高麗者」の方々がすぐ口ずさめるような作品となっております。

たぶん、録音等に関する音楽技術も発達していることですし、どうにかして
CD発売の実現に漕ぎ着けることが出来るのではないかというような気がします。

CDすらも売れなくなって来た音楽業界に、レコード時代の輝かしい業績を
遺して逝った『元祖・大物アイドルスター・島倉千代子』さんの命そのものの、
か細い声でありながら、人々の心の琴線を震わす、その美しく壮絶な歌声が
<からたちの小径>と共に、レコード業界や、その時代を生きた人々への
最後の贈り物として、CD化されることは、ほぼ間違いないと思われます。

金色の実のからたちの香りに包まれて旅立った島倉さんの歌声が、
来春、白い可愛い小花をつけて、また私たちの心に咲いてくれますように… 合掌。