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皆様、今晩は。

今日のような良い天気の日が
レッスン日だと、ホッと致します。

暖かい陽射しに包まれて帰ってゆく
生徒さんたちの後ろ姿を見送りながら、
どうかレッスン日だけは晴れの日が
続きますようにと、祈る私がいます。

プロ歌手を育てておりました私が、
東京から千葉県に移り住み、
一年位過ぎて、一般の方にも
歌の指導をさせて頂くようになって、
早いもので、29年が過ぎました。

音楽動物合唱団イラスト20150124












その間、どれだけ多くの方々と知り合い、
歌を通じて心を寄せ合ったことか…

そして、出逢いの数が多いほど、
別れの数も多いということを知りました。

特に、頼りにしていた生徒さんたちが、
次々と病に倒れて行くのを見るのは、
何よりも辛く、耐えられないことであり、
その都度、途方に暮れていたものです。

それでも、そんな思いや経験を歌に託し、
数々の哀しみを乗り越えてまいりました。

<マイウェイが歌えたら>も、
そういった思いが込められた曲の1つです。

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昨年12月に、ミニアルバムを発売した
私のお弟子さんの『きたはら。いづみ』が、
原宿の「ラ・ドンナ」で発表コンサートを
開いた時の映像が出来上がりました。

<マイウェイが歌えたら>を涙ながらに
熱唱する彼女の姿に、胸が熱くなります。

皆様、どうか、人生を賭けて頑張っている
彼女の応援も、宜しくお願い致します!

きたはら。いづみ20141220















実は、先日『まほうの家』の祝賀会で、
何曲か歌わせて頂いたのですが、
意外にも<マイウェイが歌えたら>が
好評で、嬉しくなってしまいました。

高齢者の方々は、どちらかと言うと、
演歌が好きな方が多いと決めつけて
しまいがちですが、けっこう、ジャズや
洋楽で青春を謳歌された方々も多く、
『隼トシヒデ&シーバード』の皆さんとの
ジャズライブを楽しみにされています。

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そんな方々が<マイウェイが歌えたら>を
自分の人生と重ね合わせて涙してくれる…

発売されてから14年も経つのに、未だ、
色褪せない名曲だと言って頂けるのは、
作者冥利に尽きますし、感謝に堪えません。

今夜は、『きたはら。いづみ』の歌声に
癒され、酔いしれて、お眠りくださいませ。