ムードのある背景のテーブルの上のジンライムみたいな飲み物













皆様、今晩は。

私がジャズに傾倒し始めたのが、
あるジャズバンドの専属歌手が辞めて、
その人の代わりにヴォーカルを
担当するようになってからでして、
先月の22日に49年間の幕を閉じ、
閉館となった『東急プラザ・渋谷』の
屋上にあった当時のビアガーデンで
バンドのメンバーが奏でるジャズを
レパートリーにしようと、ステージを
務め始めたことが、キッカケでした。

連日満員だった東急プラザの屋上には、
サラリーマンの人たちや学生さんたちが
詰めかけ、私の歌唱力を絶賛してくれ、
たちまちに、ファンが増えて行きました。

そこで、今までバンドでは演奏しなかった
流行歌も採り入れると、異常にウケて、
私がジャズのレパートリーを増やす前に、
バンドの方が、私の持ち歌でもある
シャンソンやカンツォーネ、J-popを
レパートリーに入れてくれるようになり、
結局、そこではジャズより、ポップスの
演奏の方が多かったように記憶しています。

その当時は、まだ歌謡界も隆盛を極め、
レコードも飛ぶように売れた時代ですから、
ジャズよりは、ヒットソングを歌った方が
デパートの屋上という一般人の方が集う
会場には、向いていたのかもしれません。

でも、バンドのメンバーの一人と恋に落ち、
ジャズ喫茶でデートを重ねる内に、
当然ながら、もっとジャズのレパートリーを
増やし、相手を喜ばせたいとの思いが
強くなって行き、声が似ていると言われる
弘田三枝子さんや、笠井紀美子さん等、
日本の女性歌手のジャズアルバムを聴いて
少しずつ持ち歌を増やして行ったのでした。

今夜は、そんな懐かしいお二人の歌声で
一日の終わりを締め括ろうかと思います。





もう何十年も前のことですが、昨日の
ことのように、何もかもが蘇って来ます。

あの人たちはどうしているかしら?

東急プラザの閉館を、私と同じように
寂しく思い、懐かしんでいるかしら?

あの頃は、楽しかったなぁ…若かったし。
全てが夢と希望に満ちた毎日でした。