熊と虎とライオン
















皆様、今晩は。

先程はご心配をおかけしましたが、
「熊の胆嚢」のお陰で助かりました。

でも、熊の命を頂き、あの激痛から救われ、
普段は、鶏や豚や牛や魚や野菜たち等の
命を頂くお陰で、この命が存在する訳で、
誰もが誰かの命を犠牲にして生きている…
そう考えますと、感謝と申し訳なさとが
交差する何とも言えない気持ちになります。

特に、牛のあのつぶらな瞳を見てしまうと
牛肉なんて食べられませんし、残酷焼きで
身悶えするアワビや、熱さから逃れようと
豆腐の中に逃げ込む哀れなドジョウたちや、
活け造りの魚が刺身にされても、パクッと
口を開けるのを見てしまうと、可哀そうで
食べる気がしなくなってしまう私なのです。

人間ほど色々なものを食べる動物は他に
いないんじゃないでしょうかね~(´・ω・`)

子熊と子虎














それにしても、胃腸薬として、特効のある
「熊の胆」はどのようにして作られるのか、
その為に熊が殺されるのか?急に気になり、
調べてみたら、驚愕の事実が(((( ;゚д゚)))

なんと!捕獲された熊は、その薬となる
胆汁を生きたまま、麻酔もせずに拷問の
如く、毎日のように抜かれるというのです。

それも10年、20年と、一生、身動きすら
出来ない小さな檻に閉じ込められたまま…

これなら銃で撃ち殺された方がマシです。

今朝の私の七転八倒の苦しみは3時間程で
済みましたが、あの激痛を毎日毎日受けて
いると思ったら、恐ろしくてぞっとします。

同時に、熊が哀れでならなくなりました。

皮肉なことに、その熊の胆汁から出来た
「熊の胆」に私は何度も助けられたのです。

熊の涙で出来た「熊の胆」を、これから先、
飲むのは止めようと、今、決心致しました。

その作られ方があまりにも残忍だからです。

私自身は買ったことはありませんが、
おばあちゃんの時代に富山の薬売りが
置いて行った「熊の胆」の特効を改めて
知ると同時に、皮肉にもその作られ方を
知ってしまい、喜びと落胆がいっぺんに
私を襲った二日間となってしまいました。

お腹が痛くなった原因を突き止めて、
薬を飲まなくすれば良い訳ですから、
「熊の胆」が無くたって平気な筈なのです。

自分が熊であって、毎日拷問に遭いながら
一生苦しんで生きるなんて考えられません。

ただ、人間の幸せや命を存続させる為に
熊以外にも色々な動物たちの命が犠牲と
なっており、やむを得ない場合もあります。

でも、毛皮や装飾品など、生きる為には
不必要な贅沢品を得る為に、動物たちを
殺すのはやめてもらいたいと思うのです。

「熊の胆」も然り。
あまりにも残虐な方法で作られるからです。

おばあちゃんだって何も知らず飲んでいた
訳ですから、仕方ありませんが、私の為に
遺しておいてくれた大切な「熊の胆」を
最後に、これから先は自分で健康管理を
きちんと出来るよう、努力するつもりです。

おばあちゃんへの感謝と、熊への供養を
兼ねて…そして、熊の胆汁に代わる良薬の
開発により、熊が熊らしく野山で生き々と
その命を全う出来るよう、心から願いつつ。

子熊3匹 森の中










今回のことで、私たちは知らない内に、
自分の手を汚さず、色々な動物たちを
間接的に虐待しているのだということを
改めて知り、心が痛くなってしまいました。

殺されるより酷い拷問による熊の一生…
熊の血涙のような胆汁で出来た『熊の胆』

おばあちゃんが遺してくれた小さな瓶の
中の何粒かはおばあちゃんの愛と共に
蘇る熊からのメッセージかもしれません。

今日の日の思いを、一緒に瓶に収めて
名薬『熊の胆』を形見と致すことにします。

ああ…人間は恐い…恐いですねぇ…

でも、この人は恐くありませんよ。
熊と虎とライオンを子供の内から育て
みんな仲良く暮らしているそうです。

熊と虎と男性