皆さん、今晩は。
今日はたまたま「とちぎテレビ」の歌番組に出演することを、出掛け間際の忙しい時に、このブログで焦ってお知らせしたワケですけど、夕方、栃木地方で地震があったとお聞きし、不思議な気がしました。
栃木県が震源地なんて滅多に聞かないし、私自身も栃木の話は普段したこともないし…
だから、どうしたってことでもないんですけどね(笑)
でも、皆さんも経験されたことがあると思うのですが、もう何年も会わなかった人や忘れかけていた人をふと思い出すと、必ずその人から電話がかかって来たり、突然ばったり出会ったり…不思議ですよね~???
ところで、栃木の皆さん、地震でお怪我などしませんでしたか?
何やら奥鬼怒温泉地区では、雪崩があったそうで、心配です…
どうかご無事でありますように。
奥鬼怒温泉郷へは、昔よく祖母を連れて出かけたものでした。
最初の秘湯ブームの頃はよく、秘湯めぐりをしたものです。
今日の地震で思い出しましたが、当時、私のお弟子さんに不思議な「気」を放つ可愛い女の子がおりまして、その子が「今年の大晦日の晩に大地震が必ず来る!」と、言うのです。
「東京は壊滅状態、関東一帯もかなりの死者が出るだろう」…と。
その年の大晦日は、栃木県にある那須の弁天温泉に泊まることになっており、「栃木は大丈夫?」と、尋ねると、「危ないです」…
私はその子があまりにも真剣に何度もそう言うので、信じることにしました。
誰一人、その子の言うことを信じませんでしたが、地震が来ても来なくても「備えあれば憂い無し」で、来たとしたら助かる率は高いのだし、来なきゃ来ないでこんなに良いことは無いのですから、その子の言うことを聞いて悪いことは何もありません。
ましてや、大事な私の生徒さんですから、その真剣さに心打たれまして、すぐさま、防災グッズを用意し、祖母も半信半疑でしたが、その気になって(笑)準備を整え、大晦日、他の秘湯の会メンバーと共に雪の那須温泉郷へと出かけたのでありました。
そして…除夜の鐘が鳴り始めた頃、リュックを背負い、いつでも来い!(笑)と、度胸を決めてカウントダウンをしながら「大地震」を待ち構えていたところ…ドッカ~ン!…じゃなかった!…ゴ~~~ン!パチパチパチ…と爆竹の音!…
明けましておめでとう!おめでとう!おめでとう!
そう、大地震は来なかったのです。
すぐさま露天風呂へ入り、みんなで乾杯
何だか、本当によかったね~( ̄▽ ̄)=3…という感じで、その年の大晦日は大いに盛り上がりました。
予知してくれたお弟子さんのお陰です。
予知が外れたからと言って、誰もその子のことを馬鹿にしたりする人はメンバーにいませんでした。
それより、その子の気持ちを考えると心配で、どう慰めようか…と、その晩は旅館の枕のせいだけでなく、眠れなかったのを覚えています。
その後、その子は教祖様になったとかで、たくさんのお弟子さんに囲まれて社会奉仕に励んでいると聞き、安心。頑張ってほしいナと思っております。
歌は本当に上手でしたので、私としては歌手になってもらいたかったな~と、今でも思っていますが…。
あれから30年余り…私は相変わらず、歌を通して、人の心を見つめ続けていますよ。
そして、少しでも一人一人の心の傍に寄り添えるような歌を作りつつ、出会った人たちの思いを受け止められる人間になりたいと、努力だけは続けております。
さて、奥鬼怒温泉の方々は大丈夫かしら?
ご無事を祈っております。
奥鬼怒四湯と言えば、「八丁の湯」「加仁湯」「日光沢」「手白沢」ですが、「手白沢」以外はもちろん、入りましたよん
今日はこの画像で締めくくらせて頂き候。
上から「八丁の湯」「加仁湯」×2「日光沢」