カテゴリ: 洋楽ポップス・ジャズ・スタンダード

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皆様、今晩は。

最近、未来のことを考えるより、過去を
振り返ることの方が多くなって来たような
気がする私ですが、無理もありませんね。
人生半分とうに過ぎてしまったのですもの。

一日が終わり、お風呂の湯船に浸かって、
窓や、壁のタイルをぼんやり眺めていると、
失われゆく若さが、まるで黒カビのように
未練たらしく、心に張り付いているように
思え、無性に哀しくなる私なのであります。

そんな時は、スタンダード・ナンバーを

先週の金曜日にお届け出来なかったので、
今夜は久々に『利き歌』を愉しみましょう。

我がミナキーガーデン、今月は芍薬から
薔薇に主役をバトンタッチして益々華やか。

バラの歌も数多く、まだまだご紹介したい
作品は山ほどありますが、<マイウェイ>、
<ダイアナ>の作者でもあり、自らも歌う
シンガーソングライターのポール・アンカ
さんが<ブルーレディに紅いバラ>を歌う
映像があったのでお借りしてまいりました。

どちらかと言うと、ロック系寄りのポップス
シンガーとして、キレの良いシャウト型の
力強い歌い方が魅力的だというイメージが
強く、こんなイージーリスニング風の曲を
軽めに歌っていらっしゃる…と、思いきや、
後半は、期待に応えて、私の好きな声で
ジャジーにシャウト!?してくれております。

先ずは、「ポール・アンカ」さんの歌から。

次に、日本でも「知りたくないの」という
タイトルでヒットしたカントリーソング
「I really don't want to know」を歌った
「エディ・アーノルド」さんの歌声を。

そして、言わずと知れたポピュラー歌手の
大御所「アンディ・ウィリアムス」さん。

オマケは、ジミー・オズモンドの愛らしい
笑顔に釘付けになってしまう映像から
<ブルーレディに紅いバラ>を、続けて
4曲、それぞれの歌声でお聴きください!









ブルーな気持ちがバラ色に
歌って、イイですね 明日もまた…
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レコード蓄音機












皆様、今晩は。

人生の中で、本当に楽しいという時間は
限られているように思われますが、
一日の中で、一時間でも10分だけでも
楽しくなるような工夫や努力が出来れば、
人生、毎日が楽しいということになります。

五月病のあなたも、今日が不運だらけの
一日だったあなたも、今夜は私と一緒に
すべてを忘れ、心と躰をスウィングさせて
みませんか?心身症の特効薬!ジャズで。

そんな訳で、今夜はぐっすり眠れるように
子守唄を「利き歌」に採り上げてみました。

ジャズの子守唄と言えば、誰もが耳にした
ことのある名曲『バードランドの子守唄』。

サラ・ヴォーンさんの歌唱で有名ですが、
他にもたくさんの歌手の方が歌っており、
どなたの歌をご紹介しようかと迷った末に
サラ・ヴォーンさんと、私好みの落ち着く
声質のお二人を選ばせて頂きました。

先ずは、貫録の歌声、サラ・ヴォーンさん。
次に、容姿も魅力的なLizz Wrightさん。
最後に、抜群の歌唱力の森川七月さん。

マンハッタンにあった往年のジャズクラブ
『バードランド』に、思いを馳せながら、
手の中のブランデーグラスでもゆらゆらと
揺らして、一日の疲れを癒してくださいね。

え?ブランデーが無い!?…実は私も洋酒は
苦手でありまして、グラスはあるけど中身が
無い…ってことで、お風呂上りに飲み干す
コーヒー牛乳をグラスに注ぎ「利き歌」を
愉しもうかと…銭湯じゃないんですから…

それでは、皆様、おやすみなさ~い☆彡





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ムードのある背景のテーブルの上のジンライムみたいな飲み物













皆様、今晩は。

私がジャズに傾倒し始めたのが、
あるジャズバンドの専属歌手が辞めて、
その人の代わりにヴォーカルを
担当するようになってからでして、
先月の22日に49年間の幕を閉じ、
閉館となった『東急プラザ・渋谷』の
屋上にあった当時のビアガーデンで
バンドのメンバーが奏でるジャズを
レパートリーにしようと、ステージを
務め始めたことが、キッカケでした。

連日満員だった東急プラザの屋上には、
サラリーマンの人たちや学生さんたちが
詰めかけ、私の歌唱力を絶賛してくれ、
たちまちに、ファンが増えて行きました。

そこで、今までバンドでは演奏しなかった
流行歌も採り入れると、異常にウケて、
私がジャズのレパートリーを増やす前に、
バンドの方が、私の持ち歌でもある
シャンソンやカンツォーネ、J-popを
レパートリーに入れてくれるようになり、
結局、そこではジャズより、ポップスの
演奏の方が多かったように記憶しています。

その当時は、まだ歌謡界も隆盛を極め、
レコードも飛ぶように売れた時代ですから、
ジャズよりは、ヒットソングを歌った方が
デパートの屋上という一般人の方が集う
会場には、向いていたのかもしれません。

でも、バンドのメンバーの一人と恋に落ち、
ジャズ喫茶でデートを重ねる内に、
当然ながら、もっとジャズのレパートリーを
増やし、相手を喜ばせたいとの思いが
強くなって行き、声が似ていると言われる
弘田三枝子さんや、笠井紀美子さん等、
日本の女性歌手のジャズアルバムを聴いて
少しずつ持ち歌を増やして行ったのでした。

今夜は、そんな懐かしいお二人の歌声で
一日の終わりを締め括ろうかと思います。





もう何十年も前のことですが、昨日の
ことのように、何もかもが蘇って来ます。

あの人たちはどうしているかしら?

東急プラザの閉館を、私と同じように
寂しく思い、懐かしんでいるかしら?

あの頃は、楽しかったなぁ…若かったし。
全てが夢と希望に満ちた毎日でした。


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