タグ:お通夜

白い壁白い階段小さな窓の青空











皆様、今晩は。

今から29年前の今日、11月3日、
文化の日に、59歳という若さで、
産みの母はこの世を去りました。

看取ることも出来ず、それほど
情も湧かず、齢の離れた姉だと
聞かされていただけの遠い存在。

それでも、私を産んだ時はその
温かい手で私を胸に抱きしめて
くれたであろう母性を不憫とも
思えるようになったのは恐らく
母が天に召されてからでしょう。

29年前の今日、私は風邪を引き、
前日から40度の高熱が続いた為、
お通夜にも告別式にも出られず、
母とはよくよく縁が無いのだと
考えさせられてしまう程でした。

せめて、命日の今日は母を思い、
好物だった白いご飯と鰹の塩辛、
そして、今年は瀬戸田博さんの
手作り養命酒、青ぽっくり酒で
献杯をし、母を偲んで想い出の
秋を静かに過ごそうと思います。

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向かって一番左端におられるのが矢島さん。


皆様、今晩は。

春を呼ぶ小雨の中、矢島さんのお通夜に
行って、最後のお別れをしてまいりました。 

18年間、私の生徒さんとして、陰に日向に
私を支えて下さった温厚で一途な人柄は、
矢島さんを知る多くの方々の心の中にも、
美しい想い出を遺してくれたことでしょう。

ただただ今は感謝の気持ちで一杯です。

闘病中もカレンダーを作ってくださったり、
体調が悪い時でも、ライブやイベント等に
必ずと言っていいほど参加してくださった
几帳面でありながら、大らかで純粋だった
矢島さん…棺の中で冷たくなったその額を、
その頬を何度も何度もさすってみましたが、
哀しいことに、固く閉じたその眼は二度と
優しい眼差しを向けてはくれませんでした。

ただ静かに眠っているような矢島さんの
左の肩の上、頬の横に、後援会長時代に
発売した《マイウェイが歌えたら》のCDを
そっと添えさせて頂き、帰って来ました。

私の歌が、冥界へと旅立たれる矢島さんの
第二の《マイウェイ》の道連れとして、
名誉あるお供をさせて頂ければ、光栄です。

どうか、矢島さんの魂が癒されますように。

矢島龍雄さん、18年間、本当にありがとう!


 
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IMG_5021アースメイト前で「たすけあい一歩」のみなさんと

















たすけあい一歩の皆様と(左側にお立ちの方が岡村さん)

皆様、今晩は。

今夜は悲しくて悲しくてどうしようもないので、
ブログ書きをお休みしようかとも思いましたが、
岡村勝輔さんのお通夜に駆けつけてくださった方々への
お礼を一言、申し上げたくて、PC部屋にまいりました。

八千代市長に…とまでも言われるほど、人望の厚かった
アースホーム最高顧問・岡村勝輔さんのお通夜は、
哀しみの内に営まれ、多くの弔問客の方々の涙でいっぱいになりました。

新八千代市長の秋葉氏、元市長の豊田現参議院議員を始め、
各界の名士に混ざって、我がヴォーカル教室の生徒さんたちも、
クラスメイトである岡村さんの訃報に信じられない面持ちで、
駆けつけてくださり、まるで身内の如く、号泣されておりました。

「岡村さんも可哀そうだけど、先生も可哀そう…」
そう言って気遣ってくださる生徒さんたちの思いに、
泣かないと誓った心が瞬く間に崩れてしまい、
不覚にも、皆と抱き合って号泣してしまいました。

いつまでも泣いていては、岡村さんが成仏出来ないとは思うものの、
あれだけの悔しさや無念が、泣かないことで鎮まるとは思いません。

法要が終わり、皆さんが帰られた後、
棺の中の岡村さんに逢いに行きました。

すると、一筋の涙が、右目からこぼれたのです。
「岡村さん、目を開けて!生き返って!」 私は必死に叫びました。

奇跡が起きるかもしれない…と、いつでも私は思っています。
現に、棺の中で息を吹き返した例だってあるのです。

そう思いながら、何度も岡村さんの名前を呼びました。

確かに涙が出たのです。そして、金粉のように光って
右目のすぐ下の頬に留まっていたのです。

この2~3年、大変なご苦労をされ、それでも、私たちの為に
笑顔を絶やさず、頑張って来られた岡村さん…

昨年の暮れに、今年から運が開け、
仕事も順調になるから…と、目を輝かせてらしたのに…

自分のオリジナル曲も書いてほしいと、おっしゃられていたのに…
「手をつなごう」を世界中にヒットさせようと、言ってくださっていたのに…

どうしたら安らかに、岡村さんの魂を鎮めることが出来るのか…
亡くなる2日前にくださったお電話で、私にいったい何を伝えたかったのか…
そして、今日の涙は、どんな想いの涙だったのか…

明日は11時から、アテインゆりのきホールにて、告別式。

涙の理由(わけ)を、そっとお聞きしに参ります。

今日、お集まりになられた皆様、本当にありがとうございました。
どうぞ、皆様も、お体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださるよう、
心からお祈り致しております。

※追伸 今日7日は、恩師・丹古晴己先生の命日でもあり、9月24日は、
父のように私を可愛がってくださった生徒さんの命日でもあります。

私にとっての恩人の方々が、奇しくも、9月に他界されるとは…
敬老の月でもあるのに、皮肉なことです。

それにしても、敬老にはまだ早い岡村勝輔さんの死を悼みます。 合掌





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