皆様、今晩は。
20年前の今日、阪神淡路大震災が
起きて、6434人が亡くなりました。
その年、私は長年抱えていた持病が
悪化し、激痛でショック状態となり、
病院に運ばれましたが、幸運にも、
腕の良い医者と出会い、緊急手術、
九死に一生を得ることが出来ました。
あれから20年…
オマケの命と思っていたのに、
すっかり元気になって、気付いたら
また本線を歩き始めておりました。
人の運命とは、分からないものです。
あんなに裕福で元気だった人が、
突然の災害や、病や怪我に見舞われ、
あっけなく、その尊い命を落とし、
病弱で貧困で、災難続きの、不運が
代名詞のような私みたいな人間が
何とか、しぶとく生き長らえている…
でも、明日の命は、どんな人でも
保障されている訳ではありません。
私だって、今度の明日はどうなるか…
だからこそ、今日を、今を、大切に
生きなければならないと思うのです。
生かされた命、託された命を、
一足先に天国へ旅立たれた方々の
分まで大事にしなければ…とも。
母が亡くなって、20年余りが経ち、
育ての母の祖母が亡くなって10年。
そして、今日は祖母の月命日です。
改めまして、命の尊さを偲びながら、
阪神淡路大震災の犠牲者の方々、
その他、星に命を預けられた方々の
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。