タグ:キャットフード

秋の味覚キノコとクマ20140915











皆様、今晩は。

「秋分の日」の今日は、爽やかな青空が広がり、
絶好のお墓参りや行楽日和となったことでしょう。

でも、毎度のことながら、お出掛けになられた方々は、
交通渋滞の影響等でお疲れになり、今頃は白河夜船のことと思います。

そう、こんな夜更けに起きているのは、夜勤のお仕事をされている方々と、
ジュリーと私、そして、ハクビシンくらいのものでしょう・・・

ハクビシン!?・・・そうなんです! あのイタチに似た愛らしい姿のハクビシンに、
なんと!家のすぐそばで、遭遇してしまったのであります!
ハクビシン20140924













昨年、我が家の自慢の蜜柑が、何者かに食べられてしまった話や、
今年、あれだけたわわに実った葡萄が食い散らかされてあった話を
させて頂いたと思いますが、まさか、ハクビシンとは判らず、何人かの人から
「カラスも葡萄食べるよ」と言われ、それを鵜呑みにしてしまい(烏呑みか!?)
濡れ羽色のカラスに濡れ衣をかけてしまった愚かな私でございました。

最近、お見かけしておりませんが、カラスに謝罪せねば…と、思っております。

ハクビシン③20140924











鼻の芯が白いので「白鼻芯」ハクビシン。 色白の私は「白美人」・・・なんちゃって!
・・・私のことはともかく(≡ω≡.)・・・きゃ~、友達になりたい~O(≧∇≦)O
しかし、一応、害獣ということですし、経済的にも我が家はジュリーで手一杯。

「動物愛護週間」の最中に、こんなに可愛い葡萄泥棒の真犯人が
見つかるなんて、皮肉なものですが、さて、どうしたら良いものか・・・

猫みしり20140924
























一番心配なのは、何かあった場合に、濡れ衣を着せられたカラスのように、
うちのジュリーが疑いをかけられてしまうことです。

特に、ジュリーは私と同じで「夜行性」ですから、夜、外出することも(笑)。

でも、ゴミなどをあさったりするようなことはせず、そっと見ておりますと、
無邪気に木に登ったり、虫や風と戯れて、ひとり楽しく遊んでいます。

もちろん、果物は食べないし、驚いたことに、魚にも肉にも無関心・・・。
アジの干物すら見向きもしません。何を食べるかと言うと、「キャットフード」一筋。

恐らく、前の飼い主が「キャットフード」だけを与えていたのかもしれません。

それではあまりにも不憫なので、あれもこれもと、猫の好きそうな食べ物を
口元に持って行くのですが、食べたのは「刺身」と「カニ缶」くらいなもの。

そう、別腹を持つ卑しい私とは違い(笑)、ジュリーは口が綺麗で、
余計な物は一切食べませんし、テーブルに食べ物が載っていても、
それを盗ろうとしたことすら無く、悪戯もせず、上品な猫であります。

あ・・・爪とぎの為に、ソファをボロボロにされはしましたが、それは許可しました。

そんなジュリーが、ハクビシンと間違えられてしまわないかと、心配で仕方ありません。
3eaa5256.jpgハクビシン②20140924










 そう言えば、以前から叔父さんが言っていた、
 夜勤の帰りに見かけた、犬でもない、猫でもない、
得体の知れないイタチのような動物とは「ハクビシン」だったのです! 

まぁ、蜜柑も葡萄も、我が家で食べるほどしか作っておりませんので、
それほどの被害ではないですから、市にすぐ通報するといった段階でも
ないかな?とは思いますが、万が一、家にでも棲みつかれると、大変!・・・
こんな風になるみたいですから、皆様も気をつけてくださいませ。
   ↓     ↓     ↓     ↓     ↓     ↓



ついでに言いますと、ジュリーは「去勢」してありますので、
そっちの方も(笑)、悪さはしませんから、ご近所で、雌の猫を
飼われている方がおられましたら、心配ご無用でございます。

野良猫ひろしも、最近見かけなくなり、淋しい限りですが、
人間ばかりではなく、動物たちとの出逢いと別れの繰り返しに、
「命」というもの、「絆」というものの、時間を超えた『愛』を感じ、
胸がキュンと鳴る「動物愛護週間」の初秋の夜更けです。

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黒トラ顔アップ20131003













「ペットショップ」というものが、まだあまり無かった頃に生まれた私は、
猫や犬はもらったり、拾ったりしてくるものと思っておりました。

雨の降る夜などに、どこからか子猫の鳴き声が聞こえて来たりした日には
もう、気になって気になって、眠れなくなり、探しに出かけたほど(笑)。

猫や犬は「ペット」ではなく、家族の一員でした。

ですから、どこの家庭でも、猫たちと一緒に食卓を囲み、私たち人間が
食べる魚や肉などを分け与え、親兄弟のような感覚で接していたはずです。

普通、人間が何か食べていたりすると、近くに来て、人の口をじっと見ながら、
おこぼれを貰おうと、可愛いしぐさで甘えたりするものですが、
先程ご紹介しました捨て猫or家出猫「ジュリー」は、いたってクール!
食事を共にするというこちら側の喜びを全く理解してくれず、呼んだって知らん顔。

しかも、魚を食べないと来てますから、もう、がっかり(笑)・・・
人間同様、時代と共に猫の食生活も変わってしまったのでしょうか?

「ねこまんま」にも見向きもせず、アジの干物も、シシャモも食べず、
お前は本当に「猫」なのか!?・・・と、思わされる平成生まれの「ジュリー」。

ザ・タイガースの「ジュリー」の《昭和の熱さ》を分けてあげたいよ、飼い猫「ジュリー」。
って言うか、野良猫「ひろし」の猫らしさは見習ってほしいような気もします(笑)

それで、仕方ないから、キャットフードなるものを買ってまいりまして、
「ジュリー」にあげたところ、カリカリカリカリ美味しそうに食べるんですね・・・
じっと見ている内に、何だか不憫になって来てしまい、涙が出ちゃいました。

袋に入った宇宙食のようなキャットフードを、バラッとお皿に巻くだけの食事。
栄養を考えて作られているから、体にも良いのでしょうけど、果たして
そういうことが真の「愛情」なのか?と、考えた時に、何故か、寂しい気が
してしまうのは、私だけでしょうか? 味気ないと思うのは間違いでしょうか?

<愛>とは、手をかけた分だけ、深く、強く、美しくなるものだと思っている私。

その昔、一緒に暮らしていた「ジュリアン」という、黒トラの猫がおりまして、
まるで人間の子供のような感覚を持ったやさしい性格の猫でした。

「ジュリアン」はいつも私にベッタリで、台所にいる時も、まるで「鷹」のように
私の肩に乗っては、料理するのを見ておりましたし、お風呂にも、トイレにまで
ついて来て、それはそれは可愛く、名前を呼ぶと必ず返事をした猫でした。

猫らしい食べ物が好きな「ジュリアン」は、アジの干物には特に目が無く、
魚介類等と、乳製品や「ねこまんま」を食べて、お行儀良く育ちました。
なんと!猫なのに「お手」も出来たし、「おすわり」も、「待て」も出来たのです。

そんな愛くるしい「ジュリアン」が交通事故で死んでしまってからは、あまりにも
哀し過ぎて、動物とは暮らさないことに決めたワケですけれども、その子に
そっくりなイケメン「ジュリー」が現れてしまったものですから、さあ、大変!
この寒さが可哀そうで、とうとう根負けしてしまい、家に上げたのが数日前・・・
すっかり、昔からいるような大きな顔をして、寝たり起きたり、食べたりしています。

たかが「ねこまんま」でさえも、お腹を空かせた猫が、涎を垂らして見守る中、
早く食べさせてやりたい一心で、何度もふ~ふ~しては、熱いご飯を鰹節で
まぶる時の手のアツさと嬉しさは、キャットフードをお皿に放るだけの
手の寂しさよりは、何倍も手をかけたという心の満足感が感じられ、
実質的な栄養も大事だけど、精神的な栄養=<愛情>が、この先、
猫や犬にだけでなく、人間の尊厳にも係わることになるだろうという気がして、
改めて動物たちと暮らすことの重要さを噛み締めつつ、「ジュリアン」と
「ジュリー」という似て非なる2匹の猫のことを書かせて頂いてる次第であります。

ひたすら、キャットフードを食べ続けるクールな「ジュリー」。 
前の飼い主も、恐らく、クールな人だったのかもしれませんね。

よけいなお世話はしないように気をつけますが(笑)、たまには遊んでね!「ジュリー」!

そう言えば、魚を食べないから、口が生臭くなくて、猫の匂いがしないのか~
私は、猫臭い方が好きなんだけどな~ 魚をもっと食べようよ、「ジュリー」!

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