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昨日生まれた今年第一号の「夜顔」の命が
今日の強い風に弄ばれ、花を咲かせられず、
可哀そうでなりませんでしたが、自然の中で
生きている以上、私たちだって、その運命に
逆らうことは出来ない訳で、僅かの間でも
この世に生存できた証しを遺せればと思い、
夜顔の愛らしい蕾の姿を写真に収めました。

まるで、ソフトクリームみたい!(笑)
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皆様、今晩は。

今日は、東京の「お盆の入り」でしたが、
打ち合わせの為、迎え火は叔父さんに任せ、
上野の『顔』さんに出掛けてまいりました。

私が東京にお盆の入りしたような感じです。

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パステルカラーの黄昏は、西へ沈む夕日に
夢を託す私の胸を、やさしく染めてから
街のネオンや、車のテールランプと共に
ノスタルジックな夜を現在に誘い込みます。

普段、忘れている霊魂の存在を知らしめる
お盆の最初の儀式が出来なかったことは
悔やまれますが、帰宅してすぐ、お線香を
焚き、ご先祖様や所縁ある方々のお霊に
「お帰りなさい」と、手を合わすつもりが、
思わず「ただいま」と、言ってしまった私。

慌てて「お帰りなさい」と、合掌し直して、
今夜からの合宿を祝い、祈ったのでした。

祖母や母の故郷・福島へは子どもの頃、
上野から常磐線で、向かったものですが、
その上野で、間もなくバースデーを祝って
もらう私がいて、私を産み、育ててくれた
二人の母や、父の成仏を祈る私もいます。

こうしてみると、祝いと、祈りによって
生者と死者の魂がそれぞれの輝きを
満たしながら共存しているようにも思え、
「祝い事」「祀り事」は大事だなぁ…と、
誕生日を目前にしたお盆の入りの今日、
改めてしみじみと思うのでございました。

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パブレストラン『顔』の前の通りから。
通りを渡ると『不忍池』 画面右側。