向かって一番左端におられるのが矢島さん。
皆様、今晩は。
春を呼ぶ小雨の中、矢島さんのお通夜に
行って、最後のお別れをしてまいりました。
18年間、私の生徒さんとして、陰に日向に
私を支えて下さった温厚で一途な人柄は、
矢島さんを知る多くの方々の心の中にも、
美しい想い出を遺してくれたことでしょう。
ただただ今は感謝の気持ちで一杯です。
闘病中もカレンダーを作ってくださったり、
体調が悪い時でも、ライブやイベント等に
必ずと言っていいほど参加してくださった
几帳面でありながら、大らかで純粋だった
矢島さん…棺の中で冷たくなったその額を、
その頬を何度も何度もさすってみましたが、
哀しいことに、固く閉じたその眼は二度と
優しい眼差しを向けてはくれませんでした。
ただ静かに眠っているような矢島さんの
左の肩の上、頬の横に、後援会長時代に
発売した《マイウェイが歌えたら》のCDを
そっと添えさせて頂き、帰って来ました。
私の歌が、冥界へと旅立たれる矢島さんの
第二の《マイウェイ》の道連れとして、
名誉あるお供をさせて頂ければ、光栄です。
どうか、矢島さんの魂が癒されますように。
矢島龍雄さん、18年間、本当にありがとう!