タグ:リズム感

イヤホーンのチャトラン猫















皆様、今晩は。

歌う阿呆に、聴く阿呆、同じアホなら
歌わにゃ損、損!等と申しますが(笑)、
人前で歌う場合には、迷惑をかけない
歌い方をしたいものですね(^^♪

声が出るからと言って、やたら大きな声で
マイクを近づけたまま、歌っている方が
おられますが、あれほど迷惑なことは無く、
でも、ひょっとしたら、耳に問題があるかも
知れず、お友達の方は、その事をやさしく
お伝えするつもりで、マイクの使い方など、
お教えしてみては如何でしょうか?

うちのお祖母ちゃんも耳が遠かったせいか、
声が馬鹿デカく(笑)しーんと静まり返った
病院の待合室等で、色々な患者さんが
前を通る度、「ずい分太った人だね」とか、
「あの人、色が黒いね」とか、退屈紛れに
私に話しかけて来るのですが、その声の
大きさに、一瞬、何十人と言う患者さんが
いっせいに私たちの方を見るものですから、
常に人に見られることに慣れている私でも、
顔から火が出るほど恥ずかしかったことを
懐かしく思い出しては、在りし日の元気な
お祖母ちゃんの、屈託のないあの大きな
ダミ声の内緒話(笑)を恋しがっています。

耳の遠い人は、当然ながら、どうしても
声が大きくなりがちですので、マイクを
近づける傾向があるようですから、逆に
それを難聴の始まりと捉え、それ以上
悪くならないよう注意する必要があります。

予防としては、風邪をひかないこと。
風邪は万病のもとと言われる所以で、
咳をしたり、鼻を強くかみ過ぎたりすると、
鼻腔内に圧力がかかり、鼻の奥にある
耳管を通して、急性中耳炎になったり、
鼓膜が破れたりして、耳に悪影響を及ぼし、
やがて、難聴を促すことにもなります。

思い起こすと、うちのお祖母ちゃんも、
よく、思い切り強く鼻をかんでいましたね。
「あースッキリした!」などと言いながら。

耳は歌手にとって命です。同じように、
三度の飯より歌が好きだというあなた! 
出来れば、風邪をひかないように、そして、
ひいてしまったら、鼻を強くかみ過ぎずに、
穏やかにかむことを心がけてくださいね!

音程、リズム感共に、優れている人は、
耳の聴こえが良いからなのです。

「話し上手は聞き上手」とよく言いますが、
「歌い上手も聴き上手」なのです。

今日の<サンデーボイトレ>は、
実践ではなくて、申し訳ありませんが、
歌唱にとっては大切な『耳寄りな耳の話』。

永く歌を愉しむ為にも、「耳」をお大事に。

そして、耳が聴こえ、歌が歌えることに
感謝して、音楽と暮らしてまいりましょう。

※耳が悪くなくても、マイクの使い方が
良くない方もいらっしゃいますので、
また後日、レッスンさせて頂きますね

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~ 猫ピッチャー・ジュリーから一言 ~

「耳寄りな耳の話」参考になったかにゃ?
ちなみに、家にいる時は、イヤホーンを
出来るだけ使わない方が良いと思うよ。

にゃに?延長戦で、タイガースが負けた!?
僕を登板させてくれなかったからだにゃ!

耳障りな話はやめてくれ!トロ、ヤケ歌だ!
僕と同じタイガースのジュリーの歌で、
きめてやる今夜…決めてやるぞ!勝負!

こんな時は、耳の為にあらかじめマイクの
ボリュームを絞っておけよ!シャウトだ!
絞らなきゃ、耳がアウトになるからにゃ!

こちらは高音質の『決めてやる今夜』です。



「耳」大事にしろよ!またにゃ!=^_^=
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皆様、今晩は。

今日は「寒露」とは思えないほどの陽気で、
伊藤楽器教室では、冷房をつけながら
汗を掻き掻き、レッスンを行っておりました。

【カラオケ画面を見て歌えるステージの良し悪し】

13日(日)の<伊藤楽器歌謡学院30周年記念発表会>に
出演される生徒さんたちも、あと5日後の晴れ舞台に、
今から緊張気味の様子ですが、最近の発表会の傾向として、
通信カラオケの会社が、舞台向けにカラオケ機械を貸し出し、
その画面を見て、出演者が歌えるようになったので、
歌詞を忘れて、途中で歌えなくなるということが無くなり、
皆、安心して参加出来るようになってまいりました。

でも、果たしてそれは、良いことなのだろうかと思ってしまいます。

【歌い手と聴き手は共演者】

お客様を前にして、大きな舞台で歌うということは、お客様と、
「歌」を介して、その3分間の(今は5分間?)ドラマの
共演者となることでもあり、会場の人たちと心を一つにするという、
大切な「感情の共有」が出来てこそ、人前で歌う価値がある訳で、
その間に、カラオケの画面が割って入るということは、
歌い手と聴き手の心の交流が遮断されてしまうことでもあり、
私としては、やはり、生徒さん方には、歌詞をしっかり覚えて頂き、
聴いてくださるお客様との心のふれあいを大事にして、
カラオケ画面を見ずに歌ってもらいたいと思うのです。

【歌詞テロップを追いかけて歌うとリズム感が悪くなる】

だいたい、カラオケ画面をずっと見続けて歌っている人は、
リズム感が悪い人か、以前は良かったのに悪くなったという人が多く、
画面の歌詞の文字の色が変わるのを追いかけている内に、
カラオケの音源を聴く耳の力というものが退化してしまい、
歌詞を忘れなくてよい代わりに、カラオケの音だけではなく、
聴いてくれる相手(お客様)の呼吸や気持ちをもキャッチ出来ないという、
「心のリズム感」を失った人で占められているように思えます。

【重度の難聴であっても画面を見ずに歌が歌えるのは何故か?】

中には、耳の病気で音が聴こえないという方もいらっしゃいますので、
画面を頼りに歌われることも必要ではあると思いますが、
私の自慢のお弟子さんに、ほとんど聴力の無い方がおられ、
その方は、お客様の呼吸や表情、体の動きから、その歌のリズムを感じ取り、
常に、その1人1人のお客様の心に向かって、しっかりと、
覚えた歌詞を魂で咀嚼して届けることが出来る、魅力的な方です。

カラオケ画面より、自分の歌を聴いてくれる生きた観客の愛情を頼りに
歌う方が、どんなにか嬉しく、楽しいことかを、教えてくれることでしょう。

13日に、その方も出演致します。
当日券もあるかと思いますので、ぜひ、お問い合わせください。

【歌の技術より、観客との意思の疎通が大事】

<画面を見て歌う>といったカラオケ発表会や大会の風潮に、
疑問を感じているのは、私だけでしょうか?

意思の疎通の出来ない一方的な歌は、歌ではないと思うからです。

【相手の心の方向に向かって想いを伝えるように歌おう】

感動出来る歌を歌える人は、日頃の会話でも、恐らく相手の話を
よく聞き、人の心を打つ話し方や行動の出来る人だと思います。

相手の目を見て、相手の心の方向をしっかりと見て、
一心に、その想いを伝えれば、必ず、感動は伝わります。

そんな風にして歌えれば良いですね。

【私の為に歌ってくれてると観客に感じさせたらプロ】

この時期、毎週の「土日」は、カラオケ大会やコンサートで、
何処の会場も賑わいを見せていることと思われます。

アマチュアであろうと、人前で歌う以上は、
聴いてくださるお客様との心のふれあいを大切に、
出来るだけ歌詞を覚えてお歌いくださるよう、願います。

画面だけを見て歌っている人の姿や歌声を、応援したくなる人は、
あまりいないと思います。

「あ、私に向かって歌ってくれている」と、観客の1人1人に思わせたら、
あなたの歌は本物です。

【本番で練習するな。練習の成果は自然と出て来る】

ステージに上がったら、練習して来たことは忘れていいのです。
「練習」は、その為にあるのですから…

忘れようとしても、思い出そうとしなくても、「重ねた練習」は、身について、
自然と、その効果は、本番の時に顕れて来るものだからです。

「歌」と一体になり、主人公になり切って、聴いてくれる人たちの心へと、
その想い、その魂の歌声を届けて来てください。

13日は、私たち講師も1曲ずつではありますが、歌いますよ~(^^♪

では、プロ、アマ、共に、歌手の皆様、体調に気をつけられて、
歌三昧の秋を、堪能されてくださいませね! おやすみなさ~い☆彡

水木翔子 / 手をつなごう / マイウェイが歌えたら 【CD Maxi】
水木翔子 / 手をつなごう / マイウェイが歌えたら 【CD Maxi】


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