ブルーに近いバイオレットの花が広げた本の上に。女子向きお洒落画像











皆様、今晩は。

今日は、22日に、ヤンキー・スタジアムで、日米通算4000安打を達成した
ヤンキースの<イチロー外野手>の金言集を、私なりにまとめ、
改めて、その偉大なる功績と為人に触れながら、生きて行く指針にすべく、
ここに記させて頂くことに致しましたので、もう一度、あの感動を分かち合い、
アツかった夏の終わりの心地よい余韻として、味わいを新たにしてみたいと思います。

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『4000という数字が特別なものを作るのではなくて、自分以外の人たちが
特別な瞬間を作ってくれるものだと強く思いました。』

『4000のヒットを打つには、8000回以上の悔しい思いがある。
誇れるとすれば、常にそれと自分なりに向き合ってきた事実だと思う。』

『こういう切りのいい数字というのは1000回に1回しか来ないので、
それを4回重ねられたことはとても…とてもじゃないですね、
まぁ、それなりかなと思いますけど』

『今もそうだが、今日の結果がないと明日はないということがずっと続いている。
1本目を打った時に、将来4000本を目指すと言ったら馬鹿と言われるが、
4000どうですかと聞かれた瞬間を作れたことに満足している』

『プロでやっていると、結局、記憶に残っているのはうまくいったことでなく、
うまくいかなかったことなんですよね。その記憶が強く残るからストレスを抱える訳です。
アマチュアで楽しく野球をやっていれば、いいことばっかり残る。楽しいだけだと思う。
そのストレスを抱えた中で瞬間的に喜びが訪れる。で、儚く消えていく。
それがプロの世界の醍醐味であると思う。もっと楽しい記憶が残ったらいいのになと
思っていますけど、きっとないんだろうなと思います。』

『4000を打つには3999が必要な訳で、僕にとっては4000本目のヒットも
それ以外のヒットも同じように大切なものであると言えます。』

『これからも失敗をいっぱい重ねていって、たまにうまくいって、という繰り返しだと思う。』

『バッティングとは何か、野球とは何か、ということをほんの少しでも知ることが出来る
瞬間というのは、きっと、うまくいかなかった時間と自分はどう対峙するかによるものだと
思うので、なかなかうまくいかないことと向き合うことは、しんどいですけれど、
これからもそれを続けていくということだと思います。』

『あきらめられないんですよ、いろんなことが。あきらめられない自分がいることを、
あきらめるっていうことですかね。野球に関して、なかなか妥協は出来ない。
休みの日は休めとか、そういうことが出来ない。そういう自分がいることは
仕方のないことなので、そうやってあきらめます。』

『ヤンキースに来て思ったことは、数字のこととかどうでもよくなるんですよ。
ジーターがショートにいて、マリアノ(リベラ)が最後を締める。そこで自分がライトか
センターに入った時に、その全体の画(え)として綺麗に納まるかってことが僕には大事。
数字よりも、そういう要素の方が僕にとっては大切だったりするんですよね。
もちろん、結果は大事だけれど、出ている雰囲気や空気、それが全く合わない人がいる。
このピンストライプが似合わない人がいるじゃないですか。僕は似合うかどうかは別として。
そういう人は結果を出しても無理だと思う。』

『昔出来たことが今出来ないってことが見当たらないんですよね。
で、昔考えなかったことが考えるようになったということはあると思います。
なので、40になる年なんですけど、いろんなことを考えなくてはいけない。
過去の自分と現在の自分を客観的に見てどうなのかっていうことは、大切なこと。
ただ、そういう目を持ちながら見たとしても、ネガティブなことが見つからないんですよね。』

『一番しんどいのは無関心なこと。無関心を振り向かすって無理なので、
それが一番つらいですよね。大嫌いでもいいから、関心があったらうれしいですね。』

『僕、満足いっぱいしますよ。今日だって満足してるし、それを重ねないとダメだと思う。
満足しない、満足したら終わり、なんて言う人は弱い人。』

『満足を重ねないと次が生まれないと思う。僕はものすごく小っちゃいことで満足するし、
達成感を感じる。それを感じることによって次が生まれる。
意図的に、こんなことで満足しちゃいけない、まだまだだって言い聞かせている人は、
しんどいですよ。じゃ、何を目標にしていいか分からない。
うれしかったら喜べばいい、というのが僕の考え方。』

『精神や肉体の状態がどうなるか分からないが、年齢に対する偏った見方が
僕以外のところでない限り、通算5000安打の可能性はあると思う。』


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