いらすとや さる年の年賀状






















皆様、今晩は。

今朝寝る前、雨戸を閉めながら
まだうす暗い外を見渡していると
霙混じりの雨がパラつき、久々に
かなりの冷え込みを感じましたが、
皆様は、如何お過ごしでしたか?

今年初レッスンの伊藤楽器船橋教室の
授業を終えて外に出ると、凍るような
夜のとばりが、すっぽり船橋の街を包み
本格的な冬の厳しさを、私の無防備な
素手や首筋に伝えて来るかのようでした。

首筋がこんなに寒いと感じる冬は久々。
…よく考えてみたら、何十年ぶりかで
髪を切ったからなのでありました(笑)

さて、年賀状が今日届いた!と、ご一報を
頂いた方が多く、えーっこんなに遅く
と、自分の遅さは棚に上げ、驚いています。

毎年、元旦から書き始める年賀状
今年は死ぬほど忙しく、4日から書き始め、
7日の松の内には届くよう、6日までには
随時投函して行ったので、とっくのとうに
皆様の所にはお届け出来ているはずと、
思っていましたのに…申し訳ありません。

そう言えば、昨年も、1週間過ぎてから
到着したというお返事を頂いたことが

来年からはもっと早く皆様のお手元に
届くように努力したいものですが、サテ?

この年賀状についてですけど、来年から
お出ししないことにさせて頂くという方が、
かなり増えまして、何だか寂しい限りです。

考えてみますと、私もこの作業が無ければ、
今、溜まりに溜まっている用事を2つ3つ、
済ますことが出来ているはずで、多少は
面倒だなぁ…と思うところも正直あります。

でも、年に一度、縁があって、やりとりを
続けている年賀状にはご無沙汰を詫びて、
新たな情を交換するという相手への礼儀や
挨拶の基本が含まれているような気がして、
健康や環境が許す限りは、年賀状書きを
これからも続けて行きたいと思っています。

続けたいけど、目の病気が進み、失明の
恐さを抱えながら暮らしているという方の
今年最後の年賀状には胸が痛みました。

また逆に、毎年カレンダーを作って来て
下さった元後援会長の矢島さんからの
年賀状には、大病をされているにも拘らず、
痛みや苦しみを跳ね返すように、力強い
言葉で、命ある限り年賀状を書き続けると
記されてあったのが、涙が出るほど嬉しく、
何度も葉書を読み返し、一心に矢島さんの
病気平癒と教室復帰を祈り、願いました。

年賀状は年賀情。

私にとっては、年の始めに交わす大切な
相手への「情」を添えた挨拶状であります。

メール等でも心を込めた挨拶は出来ますが、
どんなに悪筆でも良いから、懐かしい字で
年に一度、「情」を感じる年賀状が届くと、
また1年頑張ろうという気になれるのです。

皆様、改めまして《年賀情》をありがとう。

私からの《感謝情》は届きましたか?

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