クリスマスおとぎの国1.













Merry Xmas !! (^^♪ 皆様、今晩は。

今年のクリスマスシーズンは、仕事で「野暮」な毎日でしたが、
今日25日は、銀座でのXmasディナーに招かれまして、
恒例の、あの煌めく異国情緒に包まれたイルミネーションから、
一転して、美しい日の丸の国旗が誇らしげに並ぶ銀座へと
変身する瞬間の感動を、目と心に焼き付けてまいりました。

銀座に着いた時は、まだクリスマスの飾り付けが
煌びやかに街を彩っておりましたが、ディナーを終えて、
24時近くに店の外に出てみますと、まるで魔法のように
クリスマスの飾りは消え、代わりに清らかな「日の丸」が
威風堂々とした顔で静かに立ち並び、一足早い新年の中に
放り出されたような感覚を味わって来たのでありました。

毎年のことではありますが、大掃除なんてする暇も無く、
銀座の街のように、潔く、さっと命の風景を切り替えるすべも
知らない私をよそに、年の瀬は足早に過ぎて行きます。

漠然とした不安を抱えながらも、見えない何かに背中を押されて
踏み出す新年への第一歩が少しでも軽やかである為には、
残り僅かの今年を、せめて一歩ずつ悔いの無い歩き方をして
有意義に過ごし納めることが必要ではないかと思いつつ、
連日の疲れから、足の痛みに負けそうな359日目でした。

「今日一日モッテくれ」と、祈りながらの毎日の積み重ね…

今日届いた「シャンソン・カンツォーネ」時代の友人の訃報は、
まるで、銀座のイルミネーションが「日の丸」に変わったかのような
命の重みと潔(いさぎよ)い哀しみを、投げかけてくれました。

彼は、何年も前に、足に癌が見つかり、足を切断、その後も
癌が転移を繰り返し、23日に「肺がん」で亡くなりました。

その間、私のキャンペーンにも杖をついて参加してくださったり、
お食事にも誘ってくださり、常に笑顔で病魔と闘っておられました。

遠い昔、ジャズのコンサートに二人で出かけたこともあります。
おだやかで、あんなに良い方が… 運命は過酷です。

昨年のクリスマスも、忘年会も、皆と一緒に過ごした岡村さん…
もうこの世にいないなんて、未だに信じることが出来ません。

愚痴を言って過ごした一日は、生きたかった人の一日と同じ一日です。

あの銀座の暮れの街並みの潔(いさぎよ)さを手本に、哀しみや
寂しさを乗り越え、友人の分も、岡村さんの分も、愚痴を言わずに
一生懸命生きることが供養になると信じて、頑張るつもりです。

皆様の「今日」は、如何でしたか?一生懸命生きましたか?

ラストクリスマスに、今年亡くなられた大切な方々のご冥福を祈らせて頂きます。
                                        
                                   アーメン。    合掌。
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