うちの「寅さん」ジュリー。猫もつらいよ。
皆様、今晩は! 今日は庚申の日。
昔、柴又に住んでいた頃は、
寅さんでお馴染みの帝釈天に
よくお参りに行ったものでした。
トントントン…と、飴切り名人の
包丁の音が鳴り響き、その実演を
感心しながら見守る人や、柴又名物の
草団子を注文する人たちで賑わった
あの懐かしい時代の残像を求めに
庚申の日には、柴又に出掛けてみたいと
思うのですが、なかなか都合が合わず、
今日も、伊藤楽器のレッスンを終え、
三鶴さんで「樽酒」と「田酒」を1合ずつ
ご馳走になり、帰ってまいりました。
雨の日は、想い出までが涙に濡れて
哀しいほどに艶やかに、胸のキャンバスを
彩りますが、そろそろ現実問題として、
晴れた空の青色を、画面いっぱいに
塗りたくって、太陽を招きたい気分ですね。
「歌謡日」の今夜は、庚申の日に因んで、
玉置浩二さんが歌う『男はつらいよ』を
聴いて頂きますが、胸に沁みる歌声に、
さすが、実力派ナンバーワンの貫録を感じ、
改めて、この歌が大好きになりました。
柴又の小さなアパートに住んでいた頃を
思い出しながら、寅さんのように面白くて
純情な人が、その頃に現れていたなら
一緒に暮らしていたかもしれないな…等と、
笑いながら聴く、渥美清さんの歌声も
女もつらいよ。でも、涙は見せない私です。
今日も一日頑張りましたね!お休みなさい。