23572420.jpg秋の虫たちの音楽会20140906








  皆様、今晩は。
  今日の「たんぽぽ教室」の課題曲は<遙>。
  女性の方もおられましたが、瀬戸田博さんや
  中条きよしさんに負けず、皆、上手でしたよ!

昨日、報告し忘れましたが、カラオケ大会のゲストとしてお越し頂いた
テイチクレコードの演歌歌手『浜博也』さんのショーを初めて拝見し、
その歌唱力とトークの素晴らしさに、驚きと感動の溜息が出ました。

山形県のご出身ということで、時折り、山形弁を交えながら、
面白おかしく、絶妙の「間」で、テンポよく話されるそのトークは、
天性のものもあるでしょうが、さすが、32年のキャリアに培われた
歌手&芸人としての宝のような職人技!…すっかり虜になりました(笑)。

大ヒットが無いのが不思議なくらい、素晴らしい浜博也さんの歌唱力は、
どんな歌にも対応出来、ポスター等で拝見する暗い感じとは全く違い、
明るいオーラが弾けており、昨日もたくさんのファンを魅了しておられました。

オリジナルから懐メロまで、歌ってくださったどの曲の歌唱力も
素晴らしい完成度で、特に「東京ロマンチカ」のヴォーカルを一時期、
務められていたと言うだけあって、『君は心の妻だから』は絶品でしたね。

さっきまで、私たちを散々笑わせていた人と同じ人物かと思うほど、
ピッチャーに例えたら、涙のボールの配球の種類の多さに感服致しました。

涙が出るほど可笑しくて笑わされ、名曲の泣き節に感涙させられ、
久しぶりに力量のある歌手の「演歌」を素直に聴くことが出来ました。

<カラオケ大会>というと、大半が演歌を歌う方で占められます。

アマチュアの方はもちろんのこと、プロの歌手でも「カタチ」ばかりの
歌い方をなさる方が多く、どうしても心に響いて来ないのが、皮肉にも
「演歌」のような気がしてならないのですが、皆様はどう思われますか?

前にも書かせて頂きましたが、感心させられるほどの技術で歌う方は
多くなりましたが、感動させられるだけの歌を歌える人が、果たして
演歌歌手の中にも、どれだけいるか・・・そう思っておりましたところ、
昨日、「浜博也」さんという、ハートを感じさせてくれる歌手の方に出逢い、
まだまだ演歌も捨てたものじゃないな・・・と、思った次第でございます。

念の為、YouTubeを拝見致しましたら、昨日の浜博也さんとは別人のよう・・・
申し訳ないのですが、実物の方が遥かにオーラがあるし、歌声も良いです。

作品の影響もあるのでしょうが、こんなにこじんまりした歌い方ではなくて、
レパートリーの一つ一つの歌い方に、もっともっとスケール感がありました。

う~・・・なんか残念! 機会がありましたら、ぜひ!本物をご覧になってくださいませ!



※ちなみに、ムード歌謡のメドレー『今夜の主役は私です』を歌っていた
<ザ・マイクハナサーズ>という覆面歌手は、「浜博也」さんだったとか・・・

いやいや、恐れ入りました。
機会がありましたら、『君は心の妻だから』をもう一度聴きたいものです。