青空とコスモスSP①














皆様、今晩は。

今日は第五木曜日で、レッスンはお休み。

相変わらず、カメムシとの臭い闘いは
続いておりまして、今日も大事な花たちを
襲うカメムシを、シュッシュシュッシュと、
数十匹ほどスプレーしてしまいました

三年前、何年も不動だったゴキブリを抜き、
嫌いな虫のベスト1に 見事輝いたカメムシ。

毎日、洗濯物に潜んで部屋に入り込み、
あの異様な恐ろしい臭いを撒き散らすので、
堪ったものじゃございません(/TДT)/ 

レッスンに出掛ける時、お風呂から出た時、
要するに、着替えの際には、普段の倍以上、
カメムシがいないかどうか点検しなくては
ならないので、時間がかかってしまう為に、
ただでさえ少ない睡眠時間が、更に削られ、
もうクタクタで、クサクサで死にそうです。

ま、死にそうなだけで、カメムシのように、
殺される訳ではありませんからマシですが。

蚊にしたって、生きる為には死ぬ気で
特攻して来る訳ですから、可哀そうで、
つい、献血してあげたくなるのが人情…
ですが、痒いのも嫌だし、黴菌が恐いので
大目に見てあげようと思ってはみるものの、
パチン!…あ…今日も殺生してしまった…

カメムシだって、蚊だって、好きで害虫に
生まれて来た訳じゃないのにね…

そもそも「害虫」なんて呼ばれることも、
心外でしょう。普通に生きてるだけなのに。

人間の方がよっぽど、この自然界にとって、
地球にとって、危害を及ぼす「害人」です。

これ以上、人間同士が欲の為に資源を
奪い合って、美しい自然を壊さないように、
尊い命を無駄にしないようにしてほしいと、
森林を追われた虫や動物たちが、必死で
命の大切さを訴えているような気がします。

家に来るカメムシだって、隣の雑木林が
無くなり、集るべき植物が伐採されたから
ミナキーガーデンの草花たち目がけて
襲来するようになったのかもしれません。

人を襲う熊だって、山を追われて仕方なく
食べ物を探しに里へと下りて来て、人間と
バッタリ遭遇し、ビックリするから咄嗟に
手を出すのであって、それを殺すなんて
可哀そう…とは思いますが、カメムシや
蚊とは危険の規模が違いますから(笑)
気の毒だけど、致し方ないのでしょう

この世で、人間ほど勝手で恐ろしい動物は
恐らく何処を探してもいないでしょうね

人間が生み出す環境に虫の発生や野生の
動物の増減等、森の生態系のバランスを
崩す要因があると考えられるようですから、
カメムシを目の敵にするのは、「気の毒!
目の毒!鼻の毒!」ってことでしょうか

でも、気が狂いそうな臭いと共に、有害な
物質を出すそうなので、やはり仲良くは
出来ないカメムシくんなのでありました

ミナキーガーデンの、夏の花も、野菜も、
まだ頑張っていますが、そろそろ勢いが
無くなって来て、物寂しい10月末です。

明日は父の命日。

お供物を買いに行くついでに、花の苗を
久々に購入しようかな?と思っています。

父の葬儀の日は、眩しいほどの晴天で、
青空に桃色のコスモスと真っ紅な鶏頭が
鮮やかに咲き誇っていたのを忘れません。

自然が運ぶ、折々の喜びや切なさに
一喜一憂しながら、繰り返す季節の営みを
愛おしく思える余裕と、感謝出来る元気は
まだ持ち合わせているようでございます。

毎年咲いてくれる、冬から春の花たちも
ミナキーガーデンで芽を出し始めましたよ。

運命を受け入れて、生きるしかない
自然と生き物たちの関わり合い方を、
日常の中で、少しずつ覚えていくことが
齢を重ねるということなのかもしれないと、
ふと見上げた空の青さに思った今日です。

コスモスと青空③20141101