右上から16分音符














皆様、改めまして、今晩は。

先程の記事は、明日のジャズライブのお知らせの
速達ブログレターでございまして、落ち着きのない
文章で、申し訳ございませんでした!m(__)m

さて、腹ごしらえもして来たし(笑)、今月最後の夜を
雨音でも聴きながら、皆様と共に過ごしたいと思います。

ついこの間、今年になったという感覚しかない今ですが、
あと少しで、もう5月・・・この時間の速さは悪夢のよう。

思えば、2011年の3月に東日本大震災に遭い、
莫大な出費を重ねた為、5月にリリースした<三面鏡>の
プロモート費と、続いて起きた骨折の治療費が捻出できず、
この3年間は、非常に苦しく悔しい思いをしてまいりました。

そして、何よりも悲しかったのは、<手をつなごう>という
作品を作るキッカケとなった恩人・岡村氏の突然の訃報。

お会いして間もなく、「平和の歌を作ってもらえますか?」と、
おっしゃって、先に原稿料を全額支払ってくださったその姿勢。

昼食をご一緒しながらの、やや緊張気味なやりとりでしたが、
その時の部屋の佇まいと、岡村氏そのものの佇まいとが、
見事に調和され、空気までが美しく感じられたひと時でした。

人望が篤く、本当の紳士で、人々から好かれており、
歌が大好きで、私の作品はほとんど覚えてくださっており、
来年はオリジナル曲を作ってほしいとまで、頼まれたのに・・・

どういう訳か、風になった人たちを思い出すのは雨の夜・・・

2005年の3月、祖母を看取り、過労で倒れながらも、
死に物狂いで、当時の後援会長、ヒロくんとのステージを務め、
再起を懸けて頑張ろうと思った矢先、ヒロくんが難病で倒れ・・・

私の人生、振り返ると、いつも後ろは崖っぷちでした。

我が家も崖っぷちに建っておりますから(笑)、地震の際に崩れ、
土留め工事はしたものの、今もこうして、住人共に、崖っぷち。

でも、よくここまで生きて来られたなぁ・・・と、感心してるんです。

これだけ悪いことが続いたのだもの、必ず今度こそ、良くなる!
・・・そう信じ続けて来たから、たとえ、良いことが起こらなくても、
今日まで生きて来られたのだと思うのです。

いえ、このこと自体が、実は、良いことなのかもしれません。

今、私は人生で、2番目の大ピンチに陥っておりますが、
岡村氏が目指した平和への思いを受け継いで、彼が愛した歌
<手をつなごう>を支持してくださる方々と共に、この歌を弘め、
決意新たに、出来る範囲の活動を続けて行くつもりでおります。

良いことが起こらなくても、いつかは良いことが巡って来ると
考えた時点で、それはもう良いことの始まりであると思うのです。

目標を達成出来る日を描き、夢を信じて歩き続けることを
生きると言うのなら、災難だらけの人生であっても、命は常に
瑞々しく輝き、その鼓動は誇らしげに時を刻むでしょう。

このピンチを切り抜ければ、次のピンチも切りぬける自信が湧き、
まるで、ゲームのように障害を越える面白さを味わえる力がつく。

皆様にこうして「手紙」を書くだけで、どんどん元気が出てまいります。
皆様と出逢えただけでも、あの骨折は良い前兆だったとも思えます。

だから、毎日皆様に、このブログレターを書きたくなるのです。
皆様、本当に、ありがとう! 私を見つけてくれて、ありがとう!

さあ、明日は<ジャズライブ>。譜面を書き直さないと。

今日も、最後までこの「手紙」をお読み頂き、ありがとうございました。

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雨に濡れてる我が家の草花たち。右は、大きくなったミニバラ(笑)