大阪通天閣











皆様、今晩は。

1年ぶりの広島滞在は、たとえ、睡眠時間が摂れずとも、
八千代にいる時よりは、身も心も軽く、元気でありました。

私にとっての方位・方角が、運勢的に「西」が合うようでして、
大阪・広島行きの新幹線に乗った時点で、気分が良くなるから不思議。

岡村さんが亡くなる前までは、二、三ヶ月に1度は広島に行き、
ボイトレや歌唱指導、発表会などに出させて頂いておりました。

広島の空気が良いのか、人々の心が温かいせいなのか、
ホテルの部屋が綺麗だからなのか、どんなにハードな毎日でも、
広島滞在中は、すこぶる元気で健康的な私なのであります(笑)

さて、そんな広島レポの溜め書き、今夜は、その②でございます。

台風に向かって新幹線に乗って行った訳ですけれども、
5日は、日曜日とあって、グリーン車も混んでおりまして、
隣の座席に最初からお客様が座られているというのは、
これまでで、たぶん、初めてのことで、面喰ってしまいました。

いつもなら、キャリーバッグや荷物を隣の席や足元に置くのですが、
隣にはよその人がいるので、網棚に上げるか、預けなければならず、
乗務員の方に尋ねましたら、預ける場所が遠いとのことで面倒だし、
私の力では、重いキャリーバッグを網棚に載せるのはとても無理・・・

どうしたら良いものか思案していたところ、その隣の席の方が、
新大阪で降りる時に荷物を降ろしてあげるから、網棚に載せましょう
と、言って、重~いキャリーバッグをひょいと網棚に載せてくださったのです。

まあ、なんて親切な・・・と、思った私、感動して胸がドキドキ・・・
それから、その油井さん(アレンジャー)似の、隣の席の方と、
新大阪に到着するまでずっと、色々な話に花を咲かせておりました。

「旅は道連れ・世は情け」という忘れかけていた文句が何度も浮かび、
話のテンポの合う隣の席の方と、ホットな気分で大好きな広島へと向かう
新幹線の窓からの景色を時折り目で追う時間は、いつになく新鮮でした。

川口さんとおっしゃるその紳士は、「呼吸器科」の医学博士で、東大阪に
診療所を構え、患者さんたちに心ある治療を施す毎日を送られております。

関西放送の収録等で大阪に行った際、万が一、喉に異常が起きたりした
場合には、川口先生の診療所をお訪ねすればいいんだと思えるだけでも、
心強く、大阪のタレントさんや歌手の方にも、ご紹介出来るような良い先生と
巡り会えたことは、「袖振り合うも多生の縁」で、ラッキーだったと思います。

診察も受けていないのに、医者の腕の良さが判るのかって?・・・

何事も「一事が万事」・・・判ります。

お話のされ方、物腰、顔の表情、目つき等、全てに「人となり」が表れます。

すっかり川口先生と意気投合してしまった私、新大阪で網棚から荷物を
降ろしてもらい、名刺交換をして、お名残惜しく、お別れ致しました。

その晩、奥様と二人で、YouTubeを見てみますと、おっしゃられていましたが、
たぶん、このブログも読んでくださったはず・・・笑ってやってください(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

まあ、そんな訳で、みんなの心配もよそに、台風にも遭うことなく、
広島滞在初日は、大好きな福山さん夫妻のお出迎えと楽しい会食に感激し、
「棚からぼた餅」ならぬ「網棚からずた袋」の、親切な川口先生との出逢いに
感動し、その晩は1時間しか眠れずとも、充実した心を感じた日となりました。

さあ、次はいよいよ、初めての「四国・松山」入りです。

この時点では、台風の影響で翌朝フェリーが出るか、判りませんでしたが・・・

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