タグ:西多摩霊園
お墓参りの後は「燈々庵」さんでの懐石料理をご先祖様たちと共に味わうお彼岸の至福①
皆様、今晩は。
今日の天気は「雨」との
予報で、晴れ女の私には
珍しいこともあるもんだと
内心、思っていましたけど、
案の定、行く所、向かう所、
不思議と、雨は止んでおり、
快適に過ごせたお彼岸の
お墓参り日和となりました。
父と母と祖母と叔父が眠る
西多摩霊園は、広大な山の
斜面を切り拓き、造成され
た美しい墓地でありますが、
父が亡くなった際に建てた
お墓ですから、通い始めて
もう今年で50年となります。
最初は、祖母や母、叔父と
訪れていたお墓に、母が、
そして、祖母が、昨年には
父の弟でもある叔父が入り、
お墓参りに訪れる人たちも
少なくなってしまいました。
この先のことを考えますと、
本当に侘しくなって来ます。
祖母が亡くなった時からの
お付き合い「燈々庵」さん。
鬱蒼と緑が生い茂る庭園に
手招きするかのように灯が
点る頃、遠路遙々と訪れた
私たちを労ってくれようと
そのお店は静かな佇まいで
今日も出迎えてくれました。
あっ!曼殊沙華の赤い花が
あんな所に咲いている!!
玄関までの野趣溢れた道を
まるで子供の様に燥ぎ乍ら
歩いて行くと、鈴虫や松虫、
秋の虫たちが美しい音色で
歓迎の歌を聴かせてくれる
「燈々庵」さんの夕暮れは、
私たちのお腹の虫も鳴かす
懐かしい故郷の夕食どきに
感じた幸せな空腹を満たす
想い出を蘇らせてくれます。
お料理のご紹介は次の頁で。
お墓参りは想い出参り
皆様、今晩は。
今日はずっとツイッターの方で、
実況中継をしておりましたので、
ブログの方は休ませて頂こうと
思ったりもしましたが、明日の
お知らせがあるので、少し…
でも、ついでなので、今日写した
深大寺と八王子の霊園からの
心霊写真を…なんて嘘ですよ~
彼岸の入りでしたので、今日は
お墓参りに出掛け、iPhoneで撮った
美しい青空や雲や霊園の風景などを
お目にかけたいと思います(*^^)v
上の写真は深大寺の裏にある
古いお墓から見上げた青空。
汗を拭いながら、お墓の掃除をして
お花を手向け、お供物をお供えし、
お線香をあげて、ふと空を見上げると、
夏と秋が混ざったような爽やかな空の
青さと、流れる雲の白のコントラストが
あまりにも美しくて、思わずパチリ!
次は、父と母と祖母の眠る西多摩霊園へ。
う~ん…いい香り…金木犀がやさしく
出迎えてくれた西多摩霊園は、
童謡の「赤とんぼ」を作曲した
山田耕筰も眠る広大な霊園です。
だいぶ雲が広がって来てしまいましたが、
眺めは抜群でして、心が癒されます。
こちらから眺める夜景も綺麗なんですよ!
この階段を少し降りると鐘撞堂があります。
どうです?風情があるでしょう?
また少し、空が晴れて来ました。
ベンチに腰かけて、夕暮れの風に
心を預けてみたい気になりますね~
雲ひとつない青空も好きですが、
色々な形の雲を眺めているのが
たまらなく好きだった幼い頃の私が
今もまだ健在しているようです。
墓地の中の広場。公園みたい。
お墓参りは一日仕事です。
でも、父が愛した多摩の地を
訪ねる嬉しさも貴重な時間。
父と共に過ごした西多摩の想い出を
そっと胸に秘めながら、父の歳を
越えてしまった娘は、今もこうして
あの頃のまま、夢を追いかけています。
生きている限りは頑張って
お墓参りに来ますからね!と、
声をかけ、八王子を後にして来ました。
帰り際、ふと、この国のゆくえを思ったら、
不安がよぎり、立ち止まりました。
あの雲のゆくえも、私の命のゆくえも
わからない初秋の青空の下で…