FullSizeRender





















朝4時半、雨戸を閉める為、
ベランダに出てみると、
朝顔や夜顔用の伝い網に
1匹のアブラゼミが⁉

そして、その視線の先には
南の空高く、少し欠けた月。

早朝のメルヘンは深夜より
マジシャンが好きそうな
幻想に満ちた世界に思え、
セミと共に、しばし空を
仰いで過ごした私にとって
その時間は一日の終りです。

短い夏の命を今日も必死に
燃やして鳴く蝉に束の間の
安らぎを与えたまえ、月よ。


FullSizeRender