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今日も日が暮れて、家々に灯りが燈る頃、
人恋しさを抱いて家路を急ぐ人の靴音と
秋の虫の寂しげな鳴き声が対照的な哀愁を
漂わせながら耳から胸へと伝わって来ます。

皆様、今晩は。

10月最初の日曜日の今日は爽やかな天気で
こちら八千代市は、絶好の行楽日和でした。

東京都民から千葉県民になって今月で30年。

あっと言う間に過ぎてしまったこの30年を
振り返ってみると、私如きの愚夢に優しく
寄り添って、尽くしてくれた方々の笑顔が
次々と走馬灯のように浮かんでまいります。

今は亡き、あの人、この人…
今もなお、尽くし続けて下さっている方々…

父の命日月でもある秋たけなわの今月、
改めて、私の人生を支えて下さった皆様に、
心からの感謝を申し上げたい気分です。

最近、旅行にも行けない、服も買えない、
仕事も少ない、足が痛くて歩けない、
病院にも行けない、眠る時間も無い、
恋する気力も無い、お金が無いから
何にも無い…という「ナイナイ病」に
苛まされておりましたが、想い出の中に
眠っていたこの30年の「縁」という宝石を
掘り起こしてみたら、その有り難い輝きに
目どころか、心まで眩むほどでした。

想い出がある、命がある、今日がある、
傾いてはいるけれど、住める家がある、
テレビを見れば、瞬間移動で旅行出来る、
痩せれば着られる衣装がある(笑)、
腱鞘炎でも老眼でも、使える手と目がある、
美味しいお酒や料理を味わえる口があり、
人と会話を楽しめ、歌を歌える声がある…

そして、何よりも、人の喜びや悲しみに
寄り添える心が、私にだってあるのです!

こんな私を支えて来て下さった皆様の心に
私も寄り添わせて頂きながら、これからも
「あるもの」を駆使して、前向きに一歩ずつ
目指す所へと歩いてまいりたいと思います。

「ナイナイ病」を克服する為にも(笑)、
眠る前には必ず「あるある経」を唱えて、
心を幸せと感謝の気持ちで満たしてから、
皆様に毎日、お休みを言おうと思います。

PCがある、iPhoneがある、夢がある、
歌がある、お風呂がある…あ!時間が…
な…ある!(笑)お風呂入って来ま~す!

では、また明日、「たんぽぽ教室」で
お会い致しましょう!お休みなさ~い☆彡

皆様と会えて幸せです\(^o^)/感謝!

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夜の滑走路を飛び上がったばかりの飛行機













皆様、今晩は。

今年という年は、色々な事が節目として、
足並みを揃えている(?)ようだと、
お伝えして来ましたが、今日8月12日も
日航ジャンボ機墜落事故から30年という、
節目の年として、テレビでは各局共に
この事故の記事を報道しておりました。

乗客505人、乗務員15人、合わせて520人が
亡くなられましたが、その中に日本が誇る
歌手・坂本九さんがおられたことは当時、
大変悲しい話題として全国を駆け抜けた
記憶がありまして、上を向いて歩こう!と、
歌って庶民的なスターになった九ちゃんの
あの明るい笑顔が、夏の眩しい青空を
見上げる度に、思い出されて、それこそ
涙がこぼれそうになってしまう私なのです。

上を向いて歩こう 涙がこぼれないように



詞・曲共に素晴らしいこの曲は、今でも
色々な方々に歌われ続けておりますが、
全米ビルボード、米国キャッシュボックス
週間一位になるほどの名曲に仕上げたのは
作詞家・永六輔氏と、作曲家中村八大氏と
歌手・坂本九さんと、その三人を起用した
元東芝レコード(EMI)のディレクターで
音楽プロデューサーの草野浩二さんです。

私も「三面鏡」「マイウェイが歌えたら」、
「手をつなごう」等のレコーディングの際、
お世話になりましたが、今更ながら、その
偉業に敬意を払いたい思いで、19時から
放映のBS-TBS「坂本九さん追悼30年・
上を向いて歩こう」という番組を拝見し、
改めて諸々の感銘を受けたのでありました。

草野浩二さんからお知らせを頂いて、
慌てて、テレビの電源を入れたところ、
高度成長期を支えるかの如く、明るく
人懐っこい九ちゃんの笑顔が目に飛び込み、
続いて、草野さんの分かり易く落ち着いた
当時の音楽業界の興味深い話が披露され、
初めて見る九ちゃんとご家族の秘蔵映像に、
微笑んだり泣かされたり…あっと言う間に
2時間が経過してしまった訳でございます。

奥様の柏木由紀子さんと二人のお嬢様、
そして、九ちゃんのお母様やご兄弟との
愛情溢れるやりとり、その深い絆から
あの素晴らしい笑顔が生まれるのだと
知り、それだけに突然の飛行機事故で
短い生涯を閉じることになってしまった
九ちゃんと、そのご家族の無念さは
計り知れないものがあったと思われます。

ところで、九ちゃんが作られた『親父』
なかなか良い詞だと思いましたよ。

ご長女の大島花子さんが歌われている
映像がありましたので、一日だけアップ!

涙がまたこぼれそうになったので、
上を向かなくちゃ(笑)…



東京から、ここ八千代市に越して来て、
早、30年…その同じ年に日航機墜落事故…

明日は、月遅れお盆の入りです。

我が家では、東京のお盆ということで、
先月、ご供養を済ませはしたのですが、
もうすぐ迎える終戦記念日を前に、
国の為、私たちの為、尊い命を犠牲にした
戦争犠牲者のおみたまと、九ちゃんを
始めとする日航機墜落犠牲者のおみたまを
ご供養させて頂こうと、二回目のお盆の
準備をし、心静かに合掌したところです。

最後に、今日一番感銘を受けた言葉を
ご紹介して、おやすみにしたいと思います。

九ちゃんのお母様が病気で入院された時、
お母さん子の九ちゃんが「家にお母さんが
いないと寂しい」と言った時のお言葉。

『寂しかったら、自分よりもっと
寂しい人たちの為に働きなさい』

愛情深い母の元に生まれ、太陽のような
笑顔と歌で一世を風靡した昭和の大スター、
九ちゃんの星を探すついでに、今夜は
ペルセウス座流星群を見つけてみましょう。

あ、また話が横に流れそうなので(笑)
今夜はこれくらいに致しますネ

紫の星空20131003











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